Syllabus-物理学通論Ａ

物理学通論Ａ－I

授業の概要

電磁気学の入門として、静電気を中心に直流回路までを学習する。電磁気現象全般を見渡しながらクーロンの法則から電界を通し、“場”の考え方をしっかり身につけるようにする。微分、積分およびベクトル解析の知識を用いるが、必要に応じてそれらの説明を加えながら講義を進める。

授業計画	テーマ	内容
第1回目	電磁気学の基礎	電荷と電荷の保存則
第2回目	クーロンの法則	ベクトル形でのクーロンの法則
第3回目	電場	電場（電界）の考え方と電気力線
第4回目	〃	3次元座標で表される電場のベクトルを使っての計算
第5回目	ガウスの法則	ガウスの法則の考え方と数式による表現
第6回目	〃	ガウスの法則を用いた電場の計算
第7回目	電位	電位の定義と考え方
第8回目	〃	電位の計算と単位のまとめ
第9回目	導体と静電場	導体内部および表面の電場
第10回目	コンデンサー	コンデンサーの考え方、容量の定義とその値の求め方
第11回目	電場のエネルギー	コンデンサーの接続とコンデンサーに蓄えられるエネルギー
第12回目	誘電体	分極現象の説明、誘電体とコンデンサー
第13回目	電流と抵抗	電気伝導の考え方とオームの法則
第14回目	直流回路	電気回路とその計算
第15回目	期末試験