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計算機応用

科 目
計算機応用
区 分
電子工学科科目群
授業コード
13136
開設セメスター
7S
曜日・時限
火/78
単位数
2単位
担当者名
佐藤 証
授業の概要
      インターネットが急速に普及し、あらゆる家電製品にMPUが組み込まれるようになった今日、様々な形で扱われる大量のデータを保護することが極めて需要である。そのような中、これまでは軍やスパイの道具であった暗号技術が、日常生活にも頻繁に使われるようになってきている。そこで、本講義では、暗号理論とそれに密接に関わる符号理論を基礎から学ぶとともに、暗号の歴史から最先端アプリケーションまで幅広い話題を取り上げる。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
      生活に広がる暗号技術
        講義概要紹介、日常生活に使われている暗号技術の紹介
第2回目
      暗号の歴史
        紀元前から21世紀までの暗号の歴史と進化
第3回目
      ヒエログリフを読もう
        エジプトの古代文字の解読・コンピュータにも使われている古代の数学
第4回目
      バーコードを読もう
        バーコードの読み方 二次元バーコードへの進化
第5回目
      共通鍵暗号
        共通鍵暗号の業界標準DESと次世代暗号AES
第6回目
      公開鍵暗号
        公開鍵暗号の業界標準RSAと次世代の楕円暗号
第7回目
      携帯電話のはなし
        携帯電話の進化とCDMA方式
第8回目
      誤り訂正符合
        符号理論とデジタルデータを守るエラー訂正の基礎
第9回目
      可逆データ圧縮
        モールス信号からLHAやPKZIPに用いられるLZ符号まで
第10回目
      クレジットカードは大丈夫か?
        クレジットカード詐欺とそれを防ぐ暗号化・認証技術
第11回目
      算術演算回路
        公開鍵暗号の高速H/Wに欠かせない加算器、乗算器の高速化
第12回目
      暗号H/Wのアプリケーション
        暗号回路を組み込んだ製品やサービス
第13回目
      著作権保護とコンテンツ配信
        コピープロテクトと攻撃のイタチゴッコとコンテンツ配信サービスの将来
第14回目
      レポート発表会
        課題レポートに関する発表と討論
第15回目

使用テキスト
資料を毎時間配布
参考文献
暗号攻防史/ルドルフキッペンハーン著/赤根洋子訳/文春文庫/762円
       暗号数理ー作り方と解読の原理/一松信著/講談社ブルーバックス/880円
成績評価方法
試験なし、レポート100%
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