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データ処理法

科 目
データ処理法
区 分
機械工学科科目群
授業コード
23003
開設セメスター
4S
曜日・時限
月/12
単位数
2単位
担当者名
佐野村 幸夫
授業の概要
           実験後には,必ずデータ処理を行い,得られた結果を検討したり,わかりやすく表現しなければならりません.
           この講義では,データ処理の大きな流れと具体的手法について解説します.まず,測定と誤差の概念を説明し,有効数字を考慮した演算をします.次に,データをわかりやすく表現するために,グラフ処理を行って,関数関係を明らかにします.さらに,その傾向を適切に表現する数学的モデルについて概説します.最後に,その数学的モデルの定数を決定する手法を述べます.
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
          ガイダンス
                シラバス解説,Excelの使用法
第2回目
          グラフ処理
                Excelによるワークシートの入力とグラフ機能
第3回目
          関数と幾何学的形状
                三角関数,逆三角関数,多項式のグラフ表示
第4回目
                べき関数,指数関数,対数関数,双曲線関数のグラフ表示
第5回目
          両対数グラフ
                べき関数の両対数グラフによる表示
第6回目
          実験精度と誤差
                誤差と有効数字
第7回目
          近似関数
                最小二乗法による直線および多項式近似
第8回目
                最小二乗法によるべき関数近似
第9回目
                最小二乗法による指数関数近似
第10回目
          統計処理
                平均値と標準偏差
第11回目
                二項分布と正規分布
第12回目
          実例
                縦弾性係数,応力-ひずみ曲線
第13回目
                n乗硬化則,Nortonの法則
第14回目
          まとめ
第15回目

使用テキスト
技術者のためのExcel活用法(角和夫著,CQ出版)
参考文献
実験精度と誤差-測定の確からしさとは何か(酒井英行訳,N.C.バーフォード著,丸善)
成績評価方法
定期試験,レポートなどで総合的に評価する
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