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マクロ経済学

科 目
マクロ経済学
区 分
国際経営学科科目群
授業コード
5011251111
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
月/67
単位数
2単位
担当者名
浅野 克己
授業の概要
        一国経済の経済活動を分析の対象とする「マクロ経済学」について解説する。主としてケインズ経済学の基本モデルを中心にマクロ経済学の仕組みを理解するとともに、不況や失業、インフレーションの弊害を経済問題としてとらえ、その対策としての財政・金融政策のあり方について理解を深めていく。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
          マクロ経済学の考え方
                マクロ経済学がどのようなものかをつかむために、実際のデータを使ってアウトラインを理解しよう
第2回目
          GDPと国民所得
                景気・物価・失業率・投資などは何によって決まるのだろう
第3回目
          総需要
                経済全体の生産水準を決め、景気の善し悪しを決める基本的要因について現在の日本経済を参考にデータからながめてみよう
第4回目
          消費と投資
                総需要の構成要素の中で最大の項目である消費と投資の特徴とその大きさを理解しよう
第5回目
          政府の経済的役割
                現在の日本では政府消費や公共投資が総需要の中で大きな位置を占めている
第6回目
          総需要と総供給
                生産水準の決定を投資-貯蓄バランス、45度線モデルを使って分析する
第7回目
          財政政策と金融政策
                IS-LMモデルを使って財政・金融政策の効果について検討する
第8回目
          貨幣とマクロ経済
                貨幣とは何か、それは現代経済においてどのような機能を果たしているのだろうか
第9回目
          貨幣と銀行システム
                現在の金融制度や金融組織、また中央銀行の役割について考えてみよう
第10回目
          インフレーションと失業
                インフレーションや失業の発生する仕組み、その弊害、そしてそれに対しどのような政策が可能か、またその限界は
第11回目
          国際経済と日本
                日本経済は海外との貿易なしにはあり得ない。グローバル経済の実体をデータから理解する。また日本の果たすべき役割は
第12回目
          財政赤字と貿易収支
                我が国の財政赤字はいくらあるか。なぜそれが問題か。マクロ経済学の理論はそれについてどのような回答を与えるだろうか
第13回目
          景気循環とマクロ経済理論
                景気がなぜ循環的変動を繰り返すのか、それを克服することはできないのだろうか
第14回目
          現代の経済体制
                市場経済vs計画経済
第15回目
          国際金融と国際マクロ経済学
                国際間の貿易や資本移動が為替レートとどのような関係にあるかを中心に現在の国際経済問題について理解を深める

使用テキスト
伊藤元重『入門 経済学』日本評論社、経済企画庁『平成12年経済白書』
参考文献
現実の経済データを使って授業を進めるので、必要な資料は授業の中で指示する。またWEBSITEを使って最新のデータを常に身近に用意してもらいたい。利用の仕方は必要に応じ説明します。
成績評価方法
小テスト(授業中数回予定)と最終テスト、および出席率を総合して評価する。
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