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英語音声学

科 目
英語音声学
区 分
英語コース科目群
授業コード
開設セメスター
3S
曜日・時限
金78
単位数
2単位
担当者名
田邉祐司
授業の概要
        この授業では英語音声学の基本的知識を獲得しながら、それらを各自の音声学習へ応用し、音声(発音・聴解)能力の向上をはかることを目標にします。さらに将来指導者を目指す人には、コミュニケーション、認知科学の観点からの発音・リスニング指導法を考える場ともしたいと思います。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
          イントロ
                コミュニケーションと英語音声学、これまでの英語発音学習、学習者が主体となる獲得的発音学習法
第2回目
          英語音声の構成要素
                自己診断、発音のモデル(model)と世界規準(norm)、目標設定
第3回目
          英語のリズム・ストレス
                英語らしさを支えるもの、呼吸法の日英比較、weak formとstrong form、情報の負荷とストレス
第4回目
          英語のリズム・ストレス
                RhythmとStressの甘い関係、音節構造という難物
第5回目
          英語の音声変化
                音の化学変化、linking、listeningと音声変化の関係
第6回目
          英語の音声変化
                assimilation、dropping
第7回目
          英語の速度
                音声習得とworking memoryとの関係
第8回目
          英語のイントネーション
                イントネーションとコミュニケーション:その機能と役割
第9回目
          英語のイントネーション
                個々の音とコミュニケーション、中間診断
第10回目
          英語の個々の音:子音調音・聴音
                苦手音を見極める、発音器官、開放・閉鎖音、摩擦音、破擦音、呼吸と舌と唇と筋肉、発音記号リテラシー、ear-training
第11回目
          英語の個々の音:子音調音・聴音
                鼻音、側音、子音結合と音節構造、子音弁別のコツ、発音記号リテラシー、ear-training
第12回目
          英語の個々の音:子音調音・聴音
                短・長母音、発音記号リテラシー、ear-training
第13回目
          英語の個々の音:子音調音・聴音
                音のきこえ度とinfo load、ear-training、発音記号リテラシー
第14回目
          英語の音声表情
                Paralinguisticと音声、音声のト書き、ear-training
第15回目
          英語音声とコミュニケーション
                音読コンテスト、目標達成度、今後の学習法

使用テキスト
プリント教材および杉森幹彦、杉森直樹、中西義子、清水裕子『音声英語の理論と実践』英宝社。
参考文献
川越いつえ『英語の音声を科学する。』大修館書店。
        ローチ、ピーター(著)島岡丘・三浦弘(訳)『英語音声学・音韻論』大修館書店。
成績評価方法
ペア・ワーク中心のよるタスクで授業が構成されます。したがって出席(30%)および授業内の活動・態度(20%)を中心に評価します。その他、テープ提出、レポート、dictationなどの課題(10%)、実技試験での成績(30%)も加味します。また、TOEICなどの資格試験の取得状況(10%)も積極的に評価するつもりです。
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