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発達心理学

科 目
発達心理学
区 分
幼児教育科共通科目群
授業コード
18088
開設セメスター
3S
曜日・時限
火78
単位数
2単位
担当者名
高平 小百合
授業の概要
人は、生涯にわたり変化する能力を持っている。人間が生を受け、様々な環境の中で成長し大人となりやがて老いて姿を「一生涯」というダイナミックな視点でとらえることが必要であると思われる。本講義では、誕生から老年期にかけての人間発達の様々な側面を科学的に理解するとともに、自分自信が生涯発達のどの時期にあるかを客観的に見つめ、発達の姿をとらえていくことを目的とする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
発達のとらえ方オリエンテーション
発達とは、発達観
第2回目
身体の発達身体発達と精神発達との関係、
身体発達に及ぼす環境的要因
新生児期から老年期までの変化
第3回目
認知的発達 1:知覚知覚の発達(視覚・聴覚の発達)、
知覚の発達に及ぼす環境要因
新生児期から老年期までの変化
第4回目
認知的発達 2:言語言語の発達、コミュニケーションのための言語発達、思考の手段としての言語発達
第5回目
認知的発達 3:認知ピアジェの認知発達論
第6回目
認知的発達 4:認知成人の知能(知能の3側面)
空間認知能力・数学的能力の発達と性差
老年期の知能(創造性、知恵、身体の健康と知能の低下)
第7回目
認知的発達 5:記憶記憶の発達、情報処理理論とメタメモリー
老年期の記憶の変化
第8回目
パーソナリティの発達:乳児期アタッチメント、母子関係の成立、自己主張、遊び
第9回目
パーソナリティの発達:幼児・児童期自己意識、自立、道徳性、遊び、思いやり、
第10回目
パーソナリティの発達:青年期・成年期・老年期達成動機の発達と性差、攻撃性と性差
自我同一性、
第11回目
社会的行動の発達 1:幼児期・児童期友達関係、学校と生活
第12回目
社会的行動の発達 2;青年期・成人期・老年期女性の就労、結婚、親になること、
第13回目
性役割行動の発達 1おもちゃ選択における興味の性差
性別自認と性別ラベリング
第14回目
性役割行動の発達 2性差と性役割意識
性役割観の発達
第15回目
授業のまとめ

使用テキスト
「人間発達学:誕生から老年期までの心理学」/石川洋子編著・高平小百合・中澤知恵・中島香澄・向田久美子著/
宣協社/2000円前後(未定)
参考文献
発達心理学入門I/武藤隆・高橋恵子・田島信元編/東京大学出版/2400円
成績評価方法
試験50%、レポート50%、
履修条件等
特になし
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