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化学実験II

科 目
化学実験II
区 分
農学部共通選択科目群
授業コード
15928
開設セメスター
8S
曜日・時限
金/12
単位数
1単位
担当者名
加部 八惠子
授業の概要
    専門教育の中で欠けがちな基礎認識を補完し、教育の姿勢の中で捉え直すことを目指す。化学実験IIでは、主に、受講者が主体となって各自適当な教材を選び、仲間の受講者に実験の指導を行い、疑問点や指導方法について討論するという方式で進める。 
    さらに、パソコン使用による簡単なコンピュータ教育を取り入れる。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
    パソコンによる作図
    凝固点降下、化学平衝等のデータを用いたパソコン作図
第2回目
    反応熱
    数少ない吸熱反応の例を取り上げ、反応によって冷たくなる現象を体感し、熱測定を行い、吸熱反応が自然に起こる場合について考察する。
第3回目
    ヘスの法則
    中和反応熱を組み合わせたヘスの法則の証明。
第4回目
    受講者の指導による実験
    「タンパク質の化学」、「油脂の化学」、「糖の化学」、「化学メッキ」、「電解メッキ」、「電池」、「ナイロンの合成」その他インターネット上の情報などから適当な題材を選び、予備実験を行い、自作の教材プリントを作成して配布し、実験終了後の討論に備える。
第5回目
第6回目
第7回目
第8回目
第9回目
    物質の分離・精製法
    沈殿、炉過、抽出、吸着、蒸留、乾留、昇華、等。
第10回目
    プラステックの性質
    身の回りの高分子物質であるプラスチックを題材として高分子化合物の特性を調べる。
第11回目
    化学平衝の移動
    ル・シャトリエの原理の証明。
第12回目
    錯イオン形成の平衝定数
    平衝定数を求め、質量作用の法則を確かめる。
第13回目
    反応速度のシミュレーション
    パソコン作図により、0次反応、1次反応、2次反応の反応速度の違いを視覚的に確かめる。
第14回目
    反応速度(時計反応)
    濃度や温度などの反応条件が決まれば反応速度が決まることから、着色が起こる時間や、発光が起こる時間が予測できるような反応例(時間反応)がある。このような時間反応から反応速度の解析を行ってみる。
第15回目
    中和反応の化学反応式の係数
    3種の酸について中和適定を行い、その反応計数を求め、反応式を完成する。酸の中和も推定する。

使用テキスト
特にない。プリント使用。
参考文献
随時紹介する。
成績評価方法
出席率、取り組み状況、レポート。5段階評価。
履修条件等
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