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植物生態学

科 目
植物生態学
区 分
農学科選択科目群
授業コード
15153
開設セメスター
2S
曜日・時限
土/34
単位数
2単位
担当者名
関川 清広
授業の概要
    生態学とは、生物集団(群集)の性質を解明しようとする学問分野である。植物群集は、動物や微生物、周囲の環境条件と深く関わりながら、個々の個体だけでは観察できない複雑でダイナミックな振る舞いを示す。本講義では、植物群集を構成する個体、個体群を初めとして、群集および生態系に様々な視点から迫り、生態学的諸現象を理解することを目的とする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
    植物生態学とはどんな分野か
    植物生態学の定義、研究の対象
第2回目
    植物の物質生産(1)
    物質生産の概念、測定方法
第3回目
    植物の物質生産(2)
    物質生産現象のプロセス
第4回目
    植物の物質生産(3)
    物質生産と成長、分配
第5回目
    植物の物質生産(4)
    生態生理学
第6回目
    植物の個体群、植物の相互作用(1)
    個体の分布、個体群の成長
第7回目
    植物の個体群、植物の相互作用(2)
    個体間の競争、密度効果
第8回目
    植物の適応戦略と生活史(1)
    季節相、個体群動態、調査方法
第9回目
    植物の適応戦略と生活史(2)
    適応戦略、生活史
第10回目
    植物群集(1)
    組成、構造、群集の分類、調査方法
第11回目
    植物群集(2)
    遷移、極相、更新
第12回目
    植物と他の生物との相互作用
    動物、微生物、共生、被食、寄生
第13回目
    生態系と物質循環(1)
    物質循環の概念、調査方法
第14回目
    生態系と物質循環(2)
    数種の生態系における具体例
第15回目
    植物生態学の農学への応用(仮題)
    内容未定

使用テキスト
生態と環境/松本忠夫/岩波書店/2720円(本体価格)、授業時に適宜プリントを配布
参考文献
はじめてのえころじい/藤井宏一/裳華房、植物生態生理学/佐伯敏郎(他訳)/シュプリンガー・フェアラーク東京、 保全生態学入門/鷲谷いづみ 他/文一総合出、生態学概説:生物群集と生態系第2版/宝月欣二(訳)/培風館 など
成績評価方法
定期試験70%、授業への参加度30%
履修条件等
履修を強く推奨している研究室があるので、各自確認すること。 関連分野:動物生態学、森林生態学、など
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