検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

生理活性天然物化学

科 目
生理活性天然物化学
区 分
農芸化学科選択科目群
授業コード
15703
開設セメスター
5S
曜日・時限
月/34
単位数
2単位
担当者名
石山 忠之
授業の概要
        微生物の生産する生理活性物質、特に医薬として用いられている物質を中心とする講義である。生理活性を示す物質とは、微量で生物の機能を巧妙に制御する物質のことであり、感染症治療剤や制癌剤、免疫抑制剤など多岐にわたっている。本講では微生物の多様性に注目し、微生物代謝産物である抗生物質を中心とする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
        感染症防除の歴史的背景とクスリの考え方。特に選択毒性
              抗生物質発見までの歴史、
第2回目
              サルファ剤の作用とクスリの考え方
第3回目
        β-ラクタム系抗生物質
              β-ラクタム抗生物質とはどのような物質か、そして、その作用機構は?
第4回目
              耐性菌の出現と、それを防除する薬剤の開発
第5回目
              新しいβ-ラクタム抗生物質の発見
第6回目
        アミノグリコシド系抗生物質
              アミノグリコシドとはどのような物質か? そして、その作用機構はどのようなものか。
第7回目
              アミノグリコシド抗生物質に耐性を示す病原菌の出現
第8回目
              耐性菌を制御する抗生物質の開発
第9回目
        ポリケチド生合成系で作られる抗生物質
              テトラサイクリン、アンスラサイクリン、マクロライドなど、ポリケチド生合成系で作られる多種の抗生物質の生合成、化学、作用機構
第10回目
第11回目
        その他の抗生物質の化学と生理活性作用
              核酸系、ポリエンマクロライド、その他、多種多様な抗生物質。
              発ガン機構とその細胞を制御する制ガン抗生物質、など
第12回目
第13回目
第14回目
        免疫系とその系を制御する薬剤
              人が本来持っている免疫系とはどのようなものであるか。また、その制御は、何に役立つのか。制ガン剤、臓器移植で使われる抗生物質
第15回目

使用テキスト
生理活性微生物化学/大岳 望/共立出版
参考文献
成績評価方法
期末試験による
履修条件等
4S終了の学力を有していれば可
検索トップページ担当別50音一覧