授業の概要 |
牛乳、食肉、卵などの畜産物は、栄養上すぐれた食物として消費されるばかりでなく、種々の食品の加工原料として広く利用されている。また、これらの成分の中には特異な機能を有するものもあり、工業的に単離されて食品加工、その他の工業用素材としても用いられている。このような畜産物の組成、各成分の性状、あるいは成分間の相互作用などを理解する必要がある。また、発酵食品は畜産物加工の中で重要な位置を占めるもので、これに関する微生物について理解を深めるとともに、主要な畜産物食品の特徴、畜産物加工上の技術的進歩などについて触れる。
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