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農業気象学

科 目
農業気象学
区 分
農学科選択科目群
授業コード
15109
開設セメスター
1S
曜日・時限
木/12
単位数
2単位
担当者名
山﨑 旬
授業の概要
      農業はその地域の気候に適した作物・作型の選定、栽培管理が行われているが、気象は絶えず変動しており、作物の収量や品質は常にこの影響を受け、豊凶の差が生じる。農業気象学は主に気象学の知識を農業面に応用して農業生産の安定と向上に寄与するための学問と技術であると考える。したがって本科目においては、気象環境と農業生産の関係、気象環境の制御、気象災害の発生機構と対策など農業を気象的側面から捉えて論ずることとする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
      農業気象学の概要
      農学における農業気象学の範囲
第2回目
      気象条件の認識を深める
      気象変化はどうしておこるのか
第3回目
      農業気象の調査法
      気象要素とその測定法
第4回目
      気候と農業
      世界の気候区分と主要作物の生産分布
第5回目
      日本の気候と農業の特色
第6回目
      天候と作物
      気候条件から見た作季計画
第7回目
      作物の生育と収量の予測
第8回目
      農地の気象とその調節方法
      局地気候の形成とその改良
第9回目
      微気象と作物の生育
第10回目
      被覆気象とその調節
第11回目
      農業気象災害
      農業気象災害の定義と種類 冷害、冷水害、風水害など
第12回目
      農業気象災害の定義と種類 霜害、凍害、干害など
第13回目
      天気予報とその利用
      天気予報の種類と農業への利用
第14回目
第15回目

使用テキスト
・農業気象/阿部亥三著/全国農業改良普及協会/1575円
参考文献
・農業気象学/坪井八十二編著/養賢堂/4017円
     ・天気図と気象の本/宮沢清著/国際地学協会/1050円
成績評価方法
・試験:期末試験の他に授業時間中に3~4回に分けて試験を行う(予告なし)
履修条件等
・上記の「使用テキスト」を各自準備すること。
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