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養蜂学

科 目
養蜂学
区 分
農学科選択科目群
授業コード
15330
開設セメスター
5S
曜日・時限
水/78
単位数
2単位
担当者名
吉田 忠晴
授業の概要
          ミツバチのコロニーは、しばしば「超固体」と呼ばれているように、コロニーを構成する個々の働き蜂は、「細胞」に似たような働きをする。働き蜂が蜜を集めるときに使うコミュニケーションなどにみられる高度な社会行動や生態の多様性、花粉を集める際に行う花粉媒介による農作物の経済的価値、ハチミツ、蜂ろう、ローヤルゼリーに代表される生産物など、「資源昆虫」の代表格であるミツバチの基礎と応用について解説する。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
          ミツバチの分類と形態
                分類学的位置、種類、最近確認された種
第2回目
          群の構成と分業
                コロニーを形成するカスト、加齢にともなう分業
第3回目
          ミツバチの生理
                性決定、女王分化などの発育生理
第4回目
          ミツバチの生態
                情報伝達、採餌行動、分蜂などの巣内外の生態
第5回目
          蜂群観察と採蜜
                付属蜂場での野外観察と採蜜実習
第6回目
          ミツバチの配偶行動
                女王蜂と雄蜂の特異的な配偶行動
第7回目
          ミツバチの人工授精
                昆虫の中で唯一確立された人工授精
第8回目
          病気と害敵
                腐蛆病などの病気とダニなどの害敵
第9回目
          養蜂の歴史と世界の養蜂
                人間とミツバチのかかわり
第10回目
          蜜源植物、花粉源植物
                餌資源となる蜜源・花粉源植物
第11回目
          ミツバチの生産物
                ハチミツ、蜂ろう、ローヤルゼリー、プロポリス、花粉など
第12回目
          花粉媒介とその利用
                ポリネーターとしてのミツバチ
第13回目
第14回目
第15回目

使用テキスト
・養蜂の科学/佐々木正巳/サイエンスハウス/1800円
        ・授業時に随時プリント配布
参考文献
・ニホンミツバチの飼育法と生態/吉田忠晴/玉川大学出版部/2000円
        ・ミツバチの科学/岡田一次/玉川大学出版部/1500円
        ・ミツバチのはなし/酒井哲夫編/技報堂/1500円
成績評価方法
・試験100%
履修条件等
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