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生物学A

科 目
生物学A
区 分
農芸化学科選択科目群
授業コード
15553
開設セメスター
2S
曜日・時限
水/34
単位数
2単位
担当者名
小野 正人
授業の概要
      生物体は一つのシステムである。その極めて精巧なシステムを駆動する生体内外の諸要因について講じる。個体と個体群レベルでの種内・種間の干渉に関しても触れると同時に、様々な生命現象が持もつ適応的意義を社会生物学の観点からも論じる。
      実物に接することを重視する主旨から、農学部周辺での生物の野外観察もできれば行いたい。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
      生物学とは?
        生物学の歴史的展開、学問としての階層性
第2回目
      一流に触れる!
        Watson & Crick(1953)を読む、自然科学のロジック
第3回目
      生命の本体の探求
        メンデルからDNAの分子構造解明まで
第4回目
        1900年代前半の重要な発見を紐解く
第5回目
      実物に触れよう。
        玉川の自然を生かした野外での生物観察
第6回目
      生命現象発現の科学
        セントラルドグマ(DNAからタンパク質へ)
第7回目
        遺伝子発現の制御:オペロン説、一遺伝子一酵素説
第8回目
        反応と調節:神経とホルモン
第9回目
      エネルギーの確保と利用
        同化作用と異化作用:光合成と呼吸
第10回目
        ATPの経済学
第11回目
      生きると言うこと
        適応:自然選択は遺伝子に作用する
第12回目
        包括適応度という概念
第13回目
      生物の存在様式
        生物多様性と地球共生系
第14回目
      21世紀への貢献
        保全生態学とは
第15回目
      討論と試験
        自分の意見や考えを述べよう

使用テキスト
各自にあった専門書を書店などで探す。
参考文献
講義担当者のホームページに授業内容を開示する予定であり、その中で適宜紹介する。
成績評価方法
期末試験80%、出席率20%とし、5段階評価にする。
履修条件等
農芸化学科選択指定科目
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