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音響工学

科 目
音響工学
区 分
電子工学科選択科目群
授業コード
13134
開設セメスター
7S
曜日・時限
木/78
単位数
2単位
担当者名
小池 卓郎
授業の概要
音響工学は、人間の感覚と直接結びつく生理的な分野、電気回路と機械振動系の類似性の考え方、オーディオ機器の原理、楽器などの原理、超音波の医学的応用や騒音問題への対応など、現代生活のあらゆる分野に関係する極めて学際的な学問である。したがって、音響工学は工学全般の基礎事項を含んでいると言っても過言では無い。本講義では、時間の関係もあってある程度テーマを絞って解説を行う。
 
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
音響工学の歴史 音響が人類の歴史に登場するのは極めて古い。音響工学の発生に関する歴史について簡単に述べる
 
第2回目
人間生活と音の関わり 生活の各分野における音の関わりについて概観する
   
第3回目
音波の物性と音響用語音波の本質、音波の伝わり方、音波の反射や透過について解説する
第4回目
人間の聴感覚と音声
   
感覚器官、聴覚の特性、音の高さと音色、ステレオ効果などについて述べる
第5回目
波動理論
  
音波の伝搬の基本式、音波の伝わり方、音源の指向性について学ぶ
第6回目
機械振動系について単振動、自由振動、強制振動および弾性体の振動
第7回目
電気・機械・音響系の対応機械振動系を電気回路との類推、音響系と電気回路の対応について述べる
第8回目
同上同上
第9回目
電気・機械・音響変換変換理論、変換方式と等価回路解析法について解説する
第10回目
同上同上
第11回目
マイクロホンと送話器音響→電気変換器の分類、感度、指向性、マイクロホン各論
第12回目
受話器とスピーカ電気→音響変換器の分類、受話器各論、スピーカ各論
第13回目
騒音とその制御騒音の影響、評価法、測定法および防止対策
第14回目
超音波の応用 超音波の性質、超音波発生材料、超音波振動子、強力超音波、電子通信工学や医学への応用
第15回目
総合評価

使用テキスト
・大学講義シリーズ「音響振動工学」/西山静男ほか/コロナ社
参考文献
・電気音響概論/西巻正郎/森北出版
  その他必要に応じて紹介する
成績評価方法
出席状況と最終試験の結果によって判定する
履修条件等
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