授業の概要 |
今日では、生産現場、公共施設、家庭どこにおいても電気、電子機器が広く用いられている。それらの多くはなんらかの形で電圧や電流を始めとして種々の量を測定する機構を内蔵している。そして、温度や流量を制御したり監視したりしている。このように計測技術は現代の工業技術の根幹をなすものである。変位や圧力などの力学量も結局は電気量に変換されるので最終的には電気計測に集約される。この科目では電磁気計測の基礎的な部分を概観する。すなわち、測定論、誤差論からはじめて、基本的な計測機器およびそれを使った測定法について解説する。
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