検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

外国史特殊講義I

科 目
外国史特殊講義I
区 分
教育学科選択科目群
授業コード
11611
開設セメスター
4S
曜日・時限
金/78
単位数
2単位
担当者名
堀内 直哉
授業の概要
      第一次世界大戦後、ヴェルサイユ条約により、巨額の戦争賠償金や大幅な軍備制限などを課された敗戦国ドイツは、まず何よりも、同条約の修正を手にすることを最大の外交課題に据えていた。1920年代には、シュトレーゼマン外相は、他国との交渉によってこの目的を達成しようとする穏健な外交路線をとっていた。しかしその後、世界恐慌(1929年)を境にして急速に台頭してきたヒトラー率いるナチス党は、この条約修正を武力に訴えてでも実現しようと目論んでいた。本講義では、激動する戦間期のヨーロッパ政治史を、とりわけドイツの動きを中心に見ていくことにする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
      ヴェルサイユ体制の成立
        第一次世界大戦下のドイツ
第2回目
        ヴェルサイユ条約の締結
第3回目
        ヴェルサイユ体制下のドイツ
第4回目
      ワイマール共和国
        社会民主党とワイマール連合
第5回目
        ワイマール共和国の成立
第6回目
        シュトレーゼマン外相の外交政策
第7回目
      ヒトラーとナチス党
        ヒトラーの外交路線
第8回目
        世界恐慌とナチス党の台頭
第9回目
        ヒトラーの政権掌握
第10回目
      英独関係
        ドイツの対英政策
第11回目
        イギリスの対独政策
第12回目
        英首相チェンバレンの対独宥和政策
第13回目
      第二次世界大戦への道
        独ソ不可侵条約の締結
第14回目
        第二次世界大戦
第15回目
        総合評価

使用テキスト
ベルリン・ウィーン・東京:20世紀前半の中欧と東アジア/三宅正樹編/論創社/3200円
参考文献
第二次世界大戦の勃発/栗原優/名古屋大学出版会/9270円
成績評価方法
論述試験90%/授業への参加10%
履修条件等
他の歴史関連科目も履修のこと。
検索トップページ担当別50音一覧