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観光と人間

科 目
観光と人間
区 分
教養科導入科目群
授業番号
85048505
開設セメスター
1・2S
曜日・時限
水34
単位数
2単位
担当者名
尾張 幹
授業の概要
      観光の持つ役割やその関連する領域は広範囲であるが、必ずしも明確になっていない。これらの課題を含め、観光に関する諸問題を幅広くかつ系統的に理解すると共に、旅と人間、旅と生活のかかわり方を過去から現在にかけて、「人はなぜ旅をするのか」のテーマでその文化的、社会的側面から考察し、観光を総合的、立体的に把握する事を目的とする。
授業計画
テー
内 容
第1回目
    観光の意義
        観光の定義
        観光の効果(経済面、社会面)
第2回目
    わが国の観光の歴史(戦後)
        昭和20年代~50年代、昭和60年代以降~現在まで
第3回目
    観光旅行の現状(1)
        国内旅行 海外旅行(日本人)
第4回目
    観光旅行の現状(2)
        国際旅行(外国人)
第5回目
    観光関連産業(1)
        鉄道、航空
第6回目
    観光関連産業(2)
        宿泊業、旅行業
第7回目
    人はなぜ旅をするのか(1)
        移動と定住
        人間本来の潜在的なモービリティと移動への刺戦
第8回目
    人はなぜ旅をするのか(2)
        生活圏が不安定の場合の旅の要因
第9回目
    人はなぜ旅をするのか(3)
        生活が一応安定した場合の旅の要因
第10回目
    人はなぜ旅をするのか(4)
        経済成長により生活が一層安定・向上した場合の旅の特質と原因
第11回目
    人はなぜ旅をするのか(5)
        経済の未熟化に伴う精神的不安が顕在化した場合の旅の特色と原因(1)
第12回目
    人はなぜ旅をするのか(6)
        経済の未熟化に伴う精神的不安が顕在化した場合の旅の特色と原因(2)
第13回目
    人はなぜ旅をするのか(7)
        人間本来の潜在的なモービリティ意識の自己覚醒による旅の発生
第14回目
    人はなぜ旅をするのか(8)
        モービリティ社会の中での旅の位置づけ
第15回目
    人はなぜ旅をするのか(9)
        新ヒューマンライフ産業としての展望

使用テキスト
・「観光概論」今井 成男/(株)交通公社教育開発/2,600円(第1回~6回用) 
     ・7回目以降は授業時に随時プリント配布
参考文献
成績評価方法
試験70% 授業への出席30%
履修条件等
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