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自然と文学

科 目	自然と文学	区 分	教養科導入科目群
授業番号	8006、8255	開設セメスター	1･2S
曜日・時限	月12、月12	単位数	2単位
担当者名	佐藤　一彦

授業の概要

文学における＜自然＞という概念は、人間の生活体験を通して描き出された心象を中心として、作品の形成に切実に関与する生きた自然をさすものでなければならない。本講では日本文学独自の風土的環境の考察をもとに、特に近代文学と自然の関わりを代表的詩人の作品研究を主に学習してゆく。

授業計画	テーマ	内 容
第1回目	文学と自然をめぐる諸問題	日本文学と自然、外国文学と自然
第2回目	近代詩の成り立ちと展開	外国文学の諸相、翻訳詩における自然
第3回目	国木田独歩と自然
第4回目	島崎藤村と自然
第5回目	土井晩翠と自然
第6回目	薄田泣菫と自然
第7回目	北原白秋と自然
第8回目	高村光太郎と自然
第9回目	萩原朔太郎と自然
第10回目	室緒犀星と自然
第11回目	佐藤春夫と自然
第12回目	芥川龍之介と自然
第13回目	中原中也と自然
第14回目	現代の詩人達と自然	谷川俊太郎、大岡信などの作品研究
第15回目	近代小説における自然	明治・大正・昭和の概観

使用テキスト	・新稿近代抒情詩選／山根賢吉／桜楓社／1.450円
参考文献	・現代日本文学史／吉田精一／筑摩書房 　・鑑賞現代詩 １（明治）・２（大正）／吉田精一・伊藤信吉
成績評価方法	・毎時の学習を中心に、各々がどれほど深く本題に迫まり得たかをリポート、ノートで評価。
履修条件等

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