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地域文化研究(北米)

科 目
地域文化研究(北米)
区 分
教養科発展科目群
授業番号
8016
開設セメスター
4S
曜日・時限
木34
単位数
2単位
担当者名
菊池 重雄
授業の概要
      【多民族社会アメリカ】
      このクラスでは、アメリカ合衆国におけるエスニック・グループ(東洋系、ラテン・アメリカ系、アフリカ系等)の、アメリカ人としてのアイデンティティーの問題を考察する。現在世界各地で民族間の衝突が相次いでいるが、その一方で、多民族共存社会を確立する必要が叫ばれてもいる。世界の国々に先駆けて多民族共存社会を実現したアメリカ合衆国の現状について学ぶことは、21世紀の世界のあり方を考える上でも参考になると思われる。
授業計画
テー
内 容
第1回目
    オリエンテーション
        (1)「地域文化研究(北米)」を学ぶ意義
        (2)アメリカ合衆国における民族同化の問題
        (3)コース諸注意
第2回目
    アメリカ合衆国における移民社会の確立
        旧移民と新移民
第3回目
    日系アメリカ人に見るエスニック・グループのアイデンティティ①
        第二次世界大戦以前の日系移民
第4回目
    日系アメリカ人に見るエスニック・グループのアイデンティティ②
        第二次世界大戦と日系移民-日系アメリカ人の強制収容
第5回目
    日系アメリカ人に見るエスニック・グループのアイデンティティ③
        日系アメリカ人442部隊と強制収容拒否者たち
第6回目
    日系アメリカ人に見るエスニック・グループのアイデンティティ④
        日系アメリカ人強制収容に対する戦後補償の問題
第7回目
    日系アメリカ人に見るエスニック・グループのアイデンティティ⑤
        日系アメリカ人の現状
第8回目
    エスニック・グループのアイデンティティ:東洋系アメリカ人の場合
第9回目
    エスニック・グループのアイデンティティ:ラテン・アメリカ系アメリカ人の場合①
第10回目
    エスニック・グループのアイデンティティ:ラテン・アメリカ系アメリカ人の場合②
第11回目
    エスニック・グループのアイデンティティ:ラテン・アメリカ系アメリカ人の場合③
第12回目
    エスニック・グループのアイデンティティ:アフリカ系アメリカ人の場合①
第13回目
    エスニック・グループのアイデンティティ:アフリカ系アメリカ人の場合②
第14回目
    エスニック・グループのアイデンティティ:ポリネシア系アメリカ人の場合
第15回目
    多民族国家アメリカの未来

使用テキスト
明石紀雄、他 著 『エスニック・アメリカ(有斐閣選書)』有斐閣
参考文献
オリエンテーション時に参考文献表を配布する。
成績評価方法
レポート3回(全成績の60%)、学期末試験(全成績の40%)
履修条件等
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