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日本伝統文化論

科 目
日本伝統文化論
区 分
教養科導入科目群
授業番号
80858392
開設セメスター
1・2S
曜日・時限
火56木12
単位数
2単位
担当者名
小澤 富夫
授業の概要
      日本伝統文化を代表する「茶の湯」の文化を、千宗昜(利休)を中心に考察する。主題は「わび茶」の美意識と心を文献により研究する。講義は前半を解説、後半を演習形式により文献を精読し理解することに努める。
授業計画
テー
内 容
第1回目
    ①茶の製法と飲茶
        茶の製法により、紅茶、ウーロン茶、緑茶の茶を我々は飲むが、この歴史を考える
第2回目
    ②茶の湯の歴史
    1、団茶・抹茶、煎茶
    2、茶の湯の受容と発展
        我が国における茶の湯に歴史を概説。特に「わびちゃ」の成立に論点をおく
第3回目
    ③室町時代の茶の湯と道具飾り
    1、書院造りと床、棚
    2、東山文化と台子の茶の湯
        東山時代の唐物名物を代表とする床、棚の道具飾りと禅文化を考える
第4回目
    ④「わび茶」の成立
    1、「わびの文」と珠光の「わびの心」
    2、和物への移行
    3、茶室の縮小化
        珠光による「わび茶の湯」の成立と展開を茶室、道具を通して、その精神と表現、美意識を考察する
第5回目
    ⑤紹鴎と宗昜
    1、冷え、枯れの美意識
    2、紹鴎の「わび」
    3、秀吉と利休
        「わび茶」が、どの様に進化し、秀吉の時代の開花するか、宗昜(利休)の茶の湯により考察する
第6回目
    ⑥宗昜の「わび」の精神
        「わび茶の湯」の心を理解するために、文献を精読し、その精神と美意識を探る
第7回目
    ⑦続講
        同上
第8回目
    ⑧「山上宗二記」及び「南方録」を読む(演習形式)
        同上
第9回目
    ⑧「山上宗二記」及び「南方録」を読む(演習形式)
        同上
第10回目
    ⑧「山上宗二記」及び「南方録」を読む(演習形式)
        同上
第11回目
    ⑧「山上宗二記」及び「南方録」を読む(演習形式)
        同上
第12回目
    ⑧「山上宗二記」及び「南方録」を読む(演習形式)
        同上
第13回目
    ⑧「山上宗二記」及び「南方録」を読む(演習形式)
第14回目
    ⑧「山上宗二記」及び「南方録」を読む(演習形式)
第15回目
    ⑧「山上宗二記」及び「南方録」を読む(演習形式)

使用テキスト
プリントを使用
参考文献
その都度、紹介する
成績評価方法
レポート2回、筆記試験(ノート可)
履修条件等
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