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ヨーロッパ文化史

科 目	ヨーロッパ文化史	区 分	教養科導入科目群
授業番号	8434	開設セメスター	2S
曜日・時限	金34	単位数	2単位
担当者名	網野　公一

授業の概要

西洋芸術音楽の分野で、概念史を考える。ルネサンス・バロック・古典主義・ロマン主義を精神史的、社会史的、音楽理論的、またメディア論的に考察する。講義で確認して事柄については、楽譜やCD等の音源を用いてそれぞれ「耳」で再確認する。

授業計画	テーマ	内 容
第1回目	概説ー１－	ガイダンス
第2回目	概説ー２－	音楽社会学入門
第3回目	入門編	時空間の中の音
第4回目	中世	中世の諸音楽
第5回目	ルネサンスー１－	「ルネサンス」の概念/様相/史料/音楽上の意味（歴史的意義）＊記譜法＊調性
第6回目	ルネサンスー２－	ルネサンスの諸音楽（鑑賞）
第7回目	余談ー１－（記号論）	楽譜の誕生
第8回目	バロックー１－	「バロック」の概念/様相/音楽上の意味（歴史的意義）＊調性＊律＊協和音と不協和音＊ヴァイオリンとリュート＊鍵盤楽器の登場
第9回目	バロックー２－	バロックの諸音楽（鑑賞）
第10回目	余談ー２－（調性とform）	近代芸術音楽の語法
第11回目	古典主義ー１－	「古典主義」の概念/様相/音楽上の意味（歴史的意義）＊音楽の全ヨーロッパ化＊音組織「調性」の収斂＊演奏の場の拡大＊コンサートとﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ化
第12回目	古典主義ー２－	古典主義の諸音楽（鑑賞）
第13回目	余談ー３－	ピアノとオーケストラ
第14回目	ロマン主義ー１－	「ロマン主義」の概念/様相/特色＊経済性＊対象＊表題音楽とヴィルトーゾ/音楽上の意味（歴史的意義）＊古典主義からの出発＊音組織「調性」崩壊の準備＊民族音楽（「調性」の発散の一つ）
第15回目	ロマン主義ー２－	ロマン主義の諸音楽（鑑賞）

使用テキスト	講義中にその都度指示する。
参考文献	講義中にその都度指示する。
成績評価方法	数回のレポート報告（履修者が多数の場合は期末試験）で評価する。
履修条件等	特になし

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