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過渡現象

科 目
過渡現象
区 分
電子工学科選択科目群
授業番号
3492
開設セメスター
4S
曜日・時限
水/56
単位数
2単位
担当者名
米山 忠暲 
授業の概要
      システムなどにおいて、ある安定状態から他の安定状態に変化する間に生起する現象を過渡現象という。過渡現象の概念や解析法など本講の学習内容はコンピュータや通信機器などあらゆる電子装置とそれを構成する電子回路の設計及び動作解析、回路素子の特性解析などの基礎となる。
授業計画
テー
内 容
第1回目
    概  論
        過渡現象の簡単な例
第2回目
    回路方程式
        電気回路の性質
第3回目
    回路方程式
        回路方程式の基本的性質
第4回目
    微分方程式による過渡現象の解法
        直流回路の過度現象
第5回目
    微分方程式による過渡現象の解法
        交流回路の過渡現象
第6回目
    ラプラス変換
        ラプラス変換とその諸定理
第7回目
    ラプラス変換
        関数のラプラス変換
第8回目
    ラプラス変換
        演算のラプラス変換,伝達関数
第9回目
    ラプラス変換
        ラプラス逆変換と展開定理
第10回目
    ラプラス変換による過渡現象の解法
        直流回路の過渡現象
第11回目
    ラプラス変換による過渡現象の解法
        交流回路の過渡現象
第12回目
    表回路と裏回路
        素子インピーダンス、スイッチ投入開放の取扱い
第13回目
    表回路と裏回路
        裏回路による過渡現象の解析
第14回目
    電気回路における過渡現象の応用
        微分回路と積分回路
第15回目
    電気回路における過渡現象の応用
        パルス回路の応答

使用テキスト
参考文献
過渡回路解析/大附辰夫/電気学会
成績評価方法
期末試験と中間試験による評価。
履修条件等
本科目を学ぶ前提として、回路理論IA、回路理論IIAの履修が必要である。

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