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電磁気工学IA

科 目
電磁気工学IA
区 分
電子工学科選択科目群
授業番号
3138
開設セメスター
3S
曜日・時限
木/56
単位数
2単位
担当者名
白﨑 博公
授業の概要
        昔のギリシャ人は、こすられたコハクがパピルスの小片を持ち上げることを知っていた。その後の文明の発展は、古代人の想像を越えたものとなり、今や電磁気学は電子工学のみならずあらゆる分野で現代人必須の教養科目になっている。ここでは、静電界の諸法則発見の歴史、さらに諸法則の意味や考え方及び実際問題への応用についてやさしく解説する。
授業計画
テー
内 容
第1回目
        電磁気法則発見の歴史
                  電磁気を発見した人達と法則と年代についての説明
第2回目
        電荷・電気の本性
                  摩擦電気など電気の本性である電荷について学ぶ
第3回目
        クーロンの法則
                  電荷についてのクーロンの法則について学ぶ
第4回目
        電荷の単位
                  自然単位、cgs系からMKSA系に至る単位の変遷の解説
第5回目
        電界と電束密度
                  電界と電束密度の定義
第6回目
        中間試験
                  ここまでの範囲の中間試験
第7回目
        ガウスの法則
                  ガウスの法則の導出と説明
第8回目
        ガウスの法則の応用例
                  球面、円筒、平面上の電荷でのガウスの法則の適用例
第9回目
        電位
                  電位と電界の関係、電位の求め方
第10回目
        ポアソンとラプラスの方程式
                  電位に対するポアソンとラプラスの方程式の説明
第11回目
        中間試験
                  ここまでの範囲の中間試験
第12回目
        導体系と静電容量
                  導体に囲まれた部分の静電容量の求め方
第13回目
        静電エネルギーと力
                  静電エネルギーの変化と力の関係について
第14回目
        誘電体
                  誘電体中の電界、電束密度、電位、分極について
第15回目
        期末試験
                  総合試験

使用テキスト
電磁気工学/白﨑博公
参考文献
電磁気学I・II/金原寿郎/裳華房
        電磁気学の基礎と演習/金古喜代治/学献社
成績評価方法
レポート、中間期末試験、および出席状況等を総合して評価する。
履修条件等
理解を深めるために演習科目の電磁気工学1Bも受講すること。

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