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熱工学I

科 目
熱工学I
区 分
機械工学科選択科目群
授業番号
3013、3063
開設セメスター
3S
曜日・時限
月/56、木/78
単位数
2単位
担当者名
岡井　眞一
授業の概要
        現代、地球規模でエネルギー対策と環境問題について考えなければならない．エネルギ
        ー源のほとんどが熱エネルギーであると言つても過言ではない．人類が熱を熱として
        利用している面と熱を機械エネルギーとして利用している面が考えられる．いずれの
        場合も効率よく利用するために、熱学の基礎理論である熱力学を学び、さらに、実用
        するための工業熱力学について解説する．
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
        熱力学と工業熱力学
                  基礎から応用へ
第2回目
        熱平衡と温度
                  熱力学第０法則
第3回目
        状態量、状態変化と式
                  気体の特性値？
第4回目
        熱に関する単位
                  ＭＫＳ単位とＳＩ単位
第5回目
        理想気体とは
                  実在ガスとの違い？
第6回目
        熱と仕事
                  熱力学第１法則
第7回目
        閉鎖，開放系エネルギー式
                  システムとは？
第8回目
        比熱
                  一定か？
第9回目
        サイクルと効率
                  熱力学第２法則
第10回目
        カルノーサイクル
                  効率の上限？
第11回目
        エントロピー
                  有効エネルギーと無効エネルギー
第12回目
        理想気体の状態量と変化
                  ポリトロープ変化とは？
第13回目
        理想気体の混合
                  混合ガスの取り扱い
第14回目
        気液サイクル
                  各種機器とサイクル
第15回目
        まとめ
                  課題？

使用テキスト
工業熱力学・工業熱力学演習／岡島　敏、河野通方／学献社
参考文献
 わかりやすい熱力学／一色尚次、北山直方／森北出版
成績評価方法
小テストによる平常点と定期試験との総合評価
履修条件等
将来、エンジンに関する研究および仕事に従事したい人は履修すること．

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