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画像工学

科 目
画像工学
区 分
電子工学科選択科目群
授業番号
3479
開設セメスター
6S
曜日・時限
火/56
単位数
2単位
担当者名
椎尾　一郎　
授業の概要
        デジタル化されたカメラ、ビデオカメラ、光ディスク、TV放送と、インターネットの普及により、デジタル画像が日常的に利用されるようになった。本科目では、このようなマルチメディア時代を可能にした画像工学の話題について概説する。
        内容は、人の視覚特性、表示装置技術、画像情報の圧縮・通信・処理技術、動画像圧縮の国際標準、動画像マルチメディアシステムの紹介である。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
        人の視覚の特性
                  空間的性質、時間的性質、色覚の特性
第2回目
        アナログ画像技術
                  テレビカメラ、テレビ放送、表示装置
第3回目
        アナログ画像技術
                  画像入出力装置
第4回目
        デジタル画像技術
                  技術課題。蓄積型、分散型、放送型（デジタルTV放送）応用
第5回目
        画像圧縮の原理
                  可逆と非可逆圧縮、RLE、Hiffman符号化、
第6回目
        画像圧縮の原理
                  GIFとJPEGの仕組み（LZW, DCT)
第7回目
        動画像圧縮の手法
                  動画の情報量、空間周波数変換、
第8回目
        動画像圧縮の手法
                  ブロック単位の圧縮、圧縮によるノイズ
第9回目
        動画像圧縮の手法
                  フレーム間の相関による圧縮、各種用途に適した動画圧縮法
第10回目
        MPEGの規格と応用
                  MPEGの概要、MPEG-1 videoの構造
第11回目
        MPEGの規格と応用
                  MPEG-1 videoデータの実際
第12回目
        MPEGの規格と応用
                  MPEG systemの役割、ビデオオンデマンド
第13回目
        MPEGの規格と応用
                  MPEGの画質
第14回目
第15回目

使用テキスト
なし
参考文献
最新MPEG教科書／藤原洋／アスキー出版局／2900円
        デジタル画像圧縮の基礎／安田浩／日経BP出版センター／3200円
成績評価方法
試験100%（配布資料、参考文献、ノート、電卓の持ち込み可）
履修条件等
2進(bit)と16進数表記の理解と、10進数への変換ができること

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