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音響工学

科 目
音響工学
区 分
電子工学科選択科目群
授業番号
3142
開設セメスター
7S
曜日・時限
木/78
単位数
2単位
担当者名
小池 卓郎
授業の概要
        音響工学は、人間の感覚と直接結びつく生理的な分野、電気回路と機械振動系の類似性の考え方、オーディオ機器の原理、楽器などの原理、超音波の医学的応用や騒音問題への対応など、現代生活のあらゆる分野に関係する極めて学際的な学問である。したがって、音響工学は工学全般の基礎事項を含んでいると言っても過言では無い。本講義では、時間の関係もあってある程度テーマを絞って解説を行う。
         
授業計画
テー
内 容
第1回目
        音響工学の歴史
                  音響が人類の歴史に登場するのは極めて古い。音響工学の発生に関する歴史について簡単に述べる
                   
第2回目
        人間生活と音の関わり
                  生活の各分野における音の関わりについて概観する
                     
第3回目
        音波と振動
           
                  音波の本質、音波の伝わり方、音波の反射や透過、物体の振動や楽器の振動について解説する
第4回目
        人間の聴感覚
           
                  感覚器官、聴覚の特性、音の高さと音色、ステレオ効果などについて述べる
第5回目
        音の種類と性質
          
                  音の分類、人間の声、明瞭度、騒音などについて述べる
第6回目
        機械振動と電気回路
                 
                  機械振動系を電気回路との類推、音響系と電気回路の類推について述べる
第7回目
        同上
                  同上
第8回目
        同上
                  同上
第9回目
        電気音響変換器        
             
                  電気音響変換器の基本原理について解説する
第10回目
        同上
                  同上
第11回目
        同上
                  同上
第12回目
        電気音響機器
                  マイクロフォン、スピーカなどの基本原理と特性について述べる
第13回目
        同上
                  同上
第14回目
        超音波の応用
                  超音波の工業的利用、医学的利用などトピックスについて述べる
第15回目
                  総合評価

使用テキスト
・電気音響概論/西巻正郎/森北出版
参考文献
必要に応じて紹介する
成績評価方法
出席状況と最終試験の結果によって判定する
履修条件等

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