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物理学通論A-I

科 目
物理学通論A-I
区 分
工学部基礎科目群
授業番号
3494
開設セメスター
2S
曜日・時限
木/34
単位数
2単位
担当者名
岡部 哲治 
授業の概要
        電磁気学の入門として、静電気を中心に直流回路までを学習する。クーロンの法則に始まり電場の概念を通して”場”の考え方を身につけてもらう。ベクトル解析の初歩的知識を用いるが、既知のものとしてではなく演習を含めて基礎知識の体得を目指す。「物理学I」を受講しておくことが必須に近い条件である。それなしに受講すると、学習が困難になるばかりでなく、効果もなくなるであろう。
授業計画
テー
内 容
第1回目
        電磁気学とは?
                  電磁気学を学ぶに際して心得ておきたいこと
第2回目
        クーロンの法則
                  電気力はどのように伝達されるのだろう?
第3回目
        電場とは?
                  場という考え方はどのように表され、使われるのか
第4回目
        点電荷による電場
                  点電荷によって作られる電場のいろいろな性質
第5回目
        電位
                  なぜ電位という考え方が要求されるのか?
第6回目
        導体と静電場
                  電気を通す物質はどんな特徴を示すのか?
第7回目
        試験
                  6回目までに学習したことを確かめる
第8回目
        コンデンサー
                  電気を蓄える機構はどうなっているのだろうか?
第9回目
        不導体と分極
                  電気を通さない物質はどんなふるまいを見せるのだろう?
第10回目
        電場とエネルギー
                  電気からは仕事が取り出せる
第11回目
        定常電流
                  移動する電荷はどんな法則に従うのか?
第12回目
        直流回路
                  キルヒホッフの法則は何を意味しているのか?
第13回目
        試験
                  8回目以降に学習したことを確かめる
第14回目
第15回目

使用テキスト
改訂版 物理学基礎/原 康夫/学術と書出版社
参考文献
授業の際に指示する。
成績評価方法
2回の試験と授業中に行う問題演習によって評価する。
履修条件等
特にないが、物理学Iの学習をすませておくことが望ましい。

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