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電子工学の世界

科 目
電子工学の世界
区 分
電子工学科選択科目群
授業番号
3134
開設セメスター
1S
曜日・時限
木/34
単位数
2単位
担当者名
小池 卓郎
授業の概要
        電子工学は近年になって発展した学問分野と思われがちであるが、歴史的には紀元前にまでさかのぼる事柄もある。特に現在の集積回路技術は、物理学、化学や数学などあらゆる歴史的な学問分野にまたがる総合的な技術である。本講義では、先ず電子工学に関連する歴史的な流れを簡単に説明した後に、電子工学科で学ぶ科目全般について要点を述べる。また、電子工学の現代社会での役割と意義、未来への展望についても述べ、勉学の指針となる事を目指している。
授業計画
テー
内 容
第1回目
        電子工学の歴史
                  近代科学誕生までの主要事項
第2回目
        同上
                  第2次大戦終了時頃までの主要事項
第3回目
        同上
                  戦後から現代までの流れ
第4回目
        電子工学の内容
                  電子工学全般をカバーする基礎科目について概観する
第5回目
        同上
                  同上
第6回目
        電気磁気学
                  「電磁気工学」として学ぶ内容の要点について解説する
第7回目
        回路理論
                  電気回路のキーポイントおよび電磁気学との関係、電子回路の基礎事項について述べる
第8回目
        電子・通信材料
                  電子工学全般で用いられる材料について簡単に述べる
第9回目
        電子デバイス
                  主要な電子デバイスについて全般的に述べる
第10回目
        半導体デバイス
                  半導体とは何か、トランジスタの誕生、集積回路(IC)の誕生について
第11回目
        通信伝送工学
                  有線・無線通信、伝送方式、マイクロ波通信、ディジタル通信、光通信、衛星通信、音響、などについて
第12回目
        システムと制御
                  システム技術、制御技術の要点について
第13回目
        情報通信工学
                  コンピュータ、情報通信技術を含む電子工学の展開について
第14回目
        エレクトロニクスの未来
                  21世紀にどのようなエレクトロニクスの革命が起こるか
第15回目
                  総合評価

使用テキスト
必要に応じてプリント等を配布する
参考文献
・電子工学原論/小郷 寛/電気学会
         ・電気・電子の基礎/飯高成男/オーム社
         ・その他必要に応じて紹介する
成績評価方法
授業への参加態度(出欠、ノートの取り方)とレポートの内容によって評価する
履修条件等
電子工学全般についての展望が得られるので、出来るだけ受講した方が良い
        *この科目は「首都圏西部大学単位互換協定」に対応した科目です。他大学の学生も受講することがあります。

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