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有機化学特論

科目
有機化学特論
区分
資源生物学専攻
授業コード
41004
開講期
曜日・時限
春 火/12
単位数
2単位
担当者名
堀   浩
授業の概要
近年の分子生物学ならびに構造生物学の進歩により,生物学も真の意味で有機化学のことば,すなわち“原子レベルの分解能”で理解可能になりつつある。本年は構造生物学解析技術の原理と進歩に焦点を当てる。
それぞれの項目の原論文を読めるようにする。
到達目標
構造生物学とその解析技術を理解する。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
構造生物学の目的と基礎 記号論ではない実体の分子生物学。構造生物学に必要な有機および物理化学の基礎
第2回目
タンパク質 タンパク質のモチーフ
第3回目
タンパク質 αβ構造、ヘアピン
第4回目
タンパク質 折りたたみと柔軟性
第5回目
タンパク質 触媒部位の原子レベルでの理解
第6回目
タンパク質と核酸 タンパク質によるDNAの認識
第7回目
糖鎖 糖鎖構造の分類と機能
第8回目
糖鎖糖鎖の精密立体化学
第9回目
タンパク質構造解析
Ⅹ線結晶解析法
結晶化法と解析手法
第10回目
タンパク質構造解析
X線吸収分光法
XANESとEXAFS
第11回目
タンパク質構造解析
核磁気共鳴法
基本となる手法とその結果の解釈
第12回目
タンパク質構造解析
核磁気共鳴法
解析例
第13回目
タンパク質構造解析
核磁気共鳴法
他分子との相互作用の解析法
第14回目
タンパク質構造解析
固体核磁気共鳴法
超分子、超高分子、配向試料の解析
第15回目
構造生物学のこれからコンピュータ化学と高次構造予測

使用テキスト
Introduction to Protein Structure C. Branden and J. Tooze 1999など
参考文献
適宜紹介する。
成績評価方法
プレゼンテーションとレポート

更新日:02/13/2007
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