授業の概要 | 応用昆虫学の立場から植物保護を考えることを主眼とし,授業の内容を以下としたい。学生による分担発表の形式をとることを予定しているが,場合によっては相談により新刊洋書の訳出などとしてもよい。
1.殺虫剤の作用機構と選択毒性,薬剤抵抗性
2.寄主植物特異性研究から被害回避への応用
3.昆虫の内分泌学,行動学からの応用
4.情報化学物質とその利用
5.物理化学的防除と遺伝的防除
6.天敵および微生物の利用
7.農生態系の特徴と総合的害虫管理の理論
8.バイオテクノロジーの応用1:遺伝子改変昆虫・植物の利用
9.同2:昆虫による有用物質の生産
資料については,自分たちで調べることはもちろんであるが,いくつかについては教員側からも紹介する。 |