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ホテル管理会計研究

科目
ホテル管理会計研究
区分
マネジメント専攻
授業コード
43015
開講期
曜日・時限
春 金/78
単位数
2単位
担当者名
山田 義照
授業の概要
管理会計は,CVP分析にもとづく利益計画の作成や事業部の業績測定,設備投資の意思決定などの伝統的な業績管理や経営意思決定のための会計にとどまらない。現代の企業を取り巻く経営環境は激しく変化している。このような変化に戦略的に対応できなければ企業は存続すらできない。現代の管理会計でも戦略的マネジメントとの一貫性が重視される。そのため,原価企画,ABC/ABM,バランスト・スコアカード(BSC),ミニ・プロフィットセンターなどの手法やコンセプトが次々と開発されてきた。本年度は,最新の管理会計研究のなかから『固定収益マネジメント』について検討する。
到達目標
管理会計における新たな課題を学習することを通じて,企業を管理会計の視点から分析し,ディスカッションができるような能力を養う。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
ガイダンス 授業の進め方,成績評価など
第2回目
固定収益マネジメントの背景 固定収益マネジメントとは何か
第3回目
顧客関係性評価のフレームワーク 顧客関係性評価の考え方
第4回目
顧客関係性構築計画の策定のフレームワーク 顧客関係性構築のための計画策定の概要
第5回目
サービス戦略と顧客関係性構築プログラム サービス軸から顧客軸への事業戦略の転換,固定収益拡大のための戦略的資源配分,顧客別のプログラムマネジメントとサービス戦略
第6回目
顧客関係性のスパイラルアップ ソフトウェア・ベンダーにおける事例
第7回目
顧客関係性構築プログラム立案における戦略策定の視座 固定収益マネジメントのための成長戦略とプログラム戦略の策定
第8回目
固定収益のジレンマとイノベーション固定収益のジレンマ,イノベーション戦略
第9回目
顧客セグメンテーションマネジメント顧客セグメンテーション
第10回目
固定収益マネジメントに基づく管理会計手法ABC,プロジェクト・マネジメント,BSC,日次決算
第11回目
固定収益ドライバーの探索顧客ロイヤリティドライバーと従業員好感度ドライバー
第12回目
キャパイティ・マネジメント未利用キャパシティの低減
第13回目
固定収益マネジメントのホテルへの適用事例ケーススタディ
第14回目
発表準備時間の発表のための準備
第15回目
研究発表各人による発表

使用テキスト
浅田孝幸ほか(2005)『固定収益マネジメント』中央経済社,4,200円。
参考文献
適宜,紹介する。
成績評価方法
毎回の授業における貢献(発言など),レポート,発表により評価する。

更新日:01/15/2008
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