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担当別５０音一覧

科目	量子情報数理特論	区分	電子情報工学専攻
授業コード		開講期	秋
曜日・時限		単位数	2単位
担当者名	相馬　正宜

授業の概要

量子ガウス状態を厳密に定義しその性質を解析する。 また、そのための準備として線形代数、関数解析について概説し、無限次元空間を扱うための基礎的な技術の習得を目指す。

到達目標	ガウス状態、ガウス通信路の取り扱いに習熟する

授業計画	テーマ	内容
第1回目	線形代数の基礎	線形写像、固有値・固有ベクトル
第2回目	有限次元ヒルベルト空間の基礎	正規直交基底、射影作用素、エルミート作用素
第3回目	無限次元ヒルベルト空間１	閉部分空間、有界作用素
第4回目	無限次元ヒルベルト空間２	自己共役作用素のスペクトル分解
第5回目	量子力学の基礎１	状態、物理量、不確定性関係、
第6回目	量子力学の基礎２	正準量子化、状態と物理量の時間発展、
第7回目	量子力学の基礎３	量子調和振動子
第8回目	ガウス状態１	ガウス状態の定義、量子特性方程式
第9回目	ガウス状態２	ガウス状態のエントロピー
第10回目	量子通信路符号化	古典／量子通信路符号化定理
第11回目	ガウス通信路１	ガウス通信路の通信容量
第12回目	ガウス通信路２	ガウス通信路の信頼性関数
第13回目	ガウス通信路３	ガウス通信路の離散化
第14回目	総合演習１
第15回目	総合演習２

使用テキスト	特になし
参考文献	特になし
成績評価方法	レポートによって評価を行う