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学校図書館研究

科目
学校図書館研究
区分
教育学専攻
授業コード
開講期
曜日・時限
秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
斎藤 泰則
授業の概要
OECDのPISA(学習到達度調査)によれば、日本の子どもたちの学力が低下しており、とりわけ応用力と読解力においてその低下が顕著であった。その原因として指摘されているのが、自ら考える力や問題解決能力(自ら問題を設定し、解決方法を考える力)に弱いということである。こうした自己教育力や問題解決能力の育成は教育の主要な目標の一つであり、今後、より一層、その改善と充実を図る必要がある。自己教育力や問題解決能力の育成には、情報資源へのアクセスを提供する図書館の活用を組み込んだ探究学習の導入が重要となる。そこで、J. Deweyが提示した探究学習論を手がかり、自己教育力と問題解決能力の育成を目標とする、学校図書館を核とした授業デザインについて考察を行う。
到達目標
探究学習の理論を基礎に学校図書館を核とした授業デザイン力の形成を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
オリエンテーション 本科目の授業内容、ねらい、進め方について説明する。
第2回目
探究学習の理論と方法(1) J. Deweyの『学校と社会』、『経験と教育』の読解を通じて、探究学習理論について考察する。
第3回目
探究学習の理論と方法(2) J. Deweyの『学校と社会』、『経験と教育』の読解を通じて、探究学習理論について考察する。
第4回目
探究学習の理論と方法(3) J. Deweyの『学校と社会』、『経験と教育』の読解を通じて、探究学習理論について考察する。
第5回目
探究学習の理論と方法(4) J. Deweyの『学校と社会』、『経験と教育』の読解を通じて、探究学習理論について考察する。
第6回目
教育における図書館の地位(1) J. Deweyの『学校と社会』における図書、読書、図書館の位置づけを通して、教育における図書館の地位について考察する。
第7回目
教育における図書館の地位(2) J. Deweyの『学校と社会』における図書、読書、図書館の位置づけを通して、教育における図書館の地位について考察する。
第8回目
教育における図書館の地位(3)J. Deweyの『学校と社会』における図書、読書、図書館の位置づけを通して、教育における図書館の地位について考察する。
第9回目
学校図書館を核とした授業デザイン力の形成(1)学校図書館を活用した授業デザインの実際について、具体的な事例を通して考察する。
第10回目
学校図書館を核とした授業デザイン力の形成(2)学校図書館を活用した授業デザインの実際について、具体的な事例を通して考察する。
第11回目
学校図書館を核とした授業デザイン力の形成(3)学校図書館を活用した授業デザインの実際について、具体的な事例を通して考察する。
第12回目
学校図書館を核とした授業デザイン力の形成(4)学校図書館を活用した授業デザインの実際について、具体的な事例を通して考察する。
第13回目
学校図書館を核とした授業デザイン力の形成(5)学校図書館を活用した授業デザインの実際について、具体的な事例を通して考察する。
第14回目
学校図書館を核とした授業デザイン力の形成(6)学校図書館を活用した授業デザインの実際について、具体的な事例を通して考察する。
第15回目
まとめ

使用テキスト
1) Dewey, J.著『学校と社会』宮原誠一訳, 岩波書店, 1957, 190p. (岩波文庫), \630.
2) Dewey, J.著『経験と教育』市村尚久訳, 講談社, 2004,162p. (講談社学術文庫), \798.
参考文献
1) Dewey, J.著『思考の方法』植田清次訳, 春秋社.
2) Schawb, J.J.著 『探究としての学習』佐藤三郎訳, 明治図書.
3) 降旗勝信著『探究学習の理論と方法』明治図書.
4) Kuhlthau, C.C. et al. "Guided Inquiry : Learning in the "21st Century." Libraries Unlimited, 2007, 170. その他、授業時に随時紹介します。
成績評価方法
授業時の参加度(発表、討論等)と提出物(レポート)によって評価。

更新日:01/14/2008
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