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情報教育研究

科目
情報教育研究
区分
教育学専攻
授業コード
開講期
曜日・時限
秋 月/34
単位数
2単位
担当者名
茅島 路子
授業の概要
情報教育とは、IT(Information Technology)を利・活用した教育、学習である。
ITの普及に伴い、さまざまな教授システムや学習システムが開発され、ITを利・活用した実践が行われてきた。それらの多くは学習理論の影響を受けている.
本講義では、教授システムや学習システム、およびIT利・活用の変遷を概観し、それらの背景にある学習理論と関連づけてITが果たす役割を理解することを目的とする.
なお、本講義では、受講者による発表・討論を中心に行うので、積極的な参加を望む。
到達目標
・行動主義、認知主義、構成主義、社会的構成主義、状況論といった主要な学習理論の相違を説明できる
・CAI、知的CAI(ITS)、Logo、CSCL、学習科学による実践におけるITの果たす役割を、学習理論と関連させて説明できる
授業計画
テーマ
内容
第1回目
ガイダンス 授業の進め方、成績評価の説明など
第2回目
行動主義とCAI 行動主義的アプローチにおける学習とは
行動主義的アプローチに基づいた教授支援システム:CAI(Computer Assisted Instruction)
第3回目
認知主義とITS 認知主義的アプローチにおける学習とは
第4回目
認知主義とITS 認知主義的アプローチに基づいた代表的な教授支援システム:Cognitive Tutor
第5回目
構成主義とLOGO 構成主義的アプローチにおける学習とは
第6回目
構成主義とLOGO 構成主義的アプローチに基づいた学習支援システム:LOGO
第7回目
状況論的アプローチとCSCL 新しい知識観・学習観の大塔:状況主義的アプローチ
状況主義的アプローチにおける学習とは
第8回目
状況論的アプローチとCSCL状況主義的アプローチに基づいた学習支援システム:CSCL(Computer Supported Cooperative Learning)
第9回目
各アプローチの比較とまとめ各アプローチの相違を明らかにし、各アプローチに基づくITによる支援方法の違いについて考察する
第10回目
学習デザインへの新しいアプローチ:学習科学学習科学と従来の学習デザインのアプローチとの違いについて考察する
第11回目
学習科学に基づく実践研究科学学習のデザイン
WISE(Web based Inquiry Science Environment)
第12回目
学習科学に基づく実践研究科学学習のデザイン
LBD(Learning By Design)
第13回目
メタ認知を育成する学習方法や学習システム・メタ認知を育成することの重要性
・メタ認知習得の難しさ
・メタ認知を育成する方法や支援システムは、どのようにメタ認知育成を支援しているのかを考察する
第14回目
メタ認知を育成する学習方法や学習システム今まで取り上げてきた学習方法や支援システムでメタ認知を育成しているものがあるか否かを考察する
第15回目
総括

使用テキスト
テキストは使用せず、文献を配付する
参考文献
授業において適宜紹介する
成績評価方法
講読文献の発表、討議、レポートを総合的に評価する

更新日:02/13/2008
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