授業計画 | テーマ | 内容 |
第1回目 | 教育に関係する用語の定義 | 学校だけではなく、日本の教育に関係する用語を挙げる。そうした言葉の意味、含蓄される価値観について考えていく。 |
第2回目 | 辞書定義と作業定義 | 第一週で列挙された用語がどのように辞書定義がなされているのかを、日常使われている意味と比較していきながら、これからの考察にとっての共通定義を考えていく。 |
第3回目 | 高学歴社会と大学 | 日本社会の学歴進歩にあわせて変化してきている大学教育の意味を考える。学歴社会の功罪、学歴無用論、学校歴社会をキーワードとして現在の日本社会での学校教育を考える枠を作成していく。 |
第4回目 | 大学教育のメリット | 大学教育から得られる事項を挙げながら、大学進学の理由について考えていく。あわせて任意の教育機関であるにも関わらず、大学進学への脅迫観念が生じる原因について考えていく。 |
第5回目 | 高学歴社会における大学教育とその課題 (1) | 大学教育の役割について考えていく。人的資本、葛藤理論、正当化理論といったことを通じて、大学が担う機能、期待されている役割についても考察する。 |
第6回目 | 高学歴社会における大学教育とその課題 (2) | |
第7回目 | 後期中等教育の課題 (1) | 高学歴社会のおける後期中等教育の課題 (1)
この時代における高校の存在意義、期待されている機能について考えていく。 |
第8回目 | 後期中等教育の課題 (2) | 任意教育機関である高等学校と同じく任意教育機関である高等教育との接続について考えていく。大学試験準備と大学教育準備を軸にして、高等学校と大学との関係についても考えていく |
第9回目 | 前期中等教育の課題 (1) | 現在の中学校の意味について考えていく。 |
第10回目 | 前期中等教育の課題 (2) | 義務教育と任意教育とのつながり |
第11回目 | 初等教育の課題 (1) | |
第12回目 | 初等教育の課題 (2) | 初等教育と中等教育とのつながりや、昨今の傾向である小中一貫教育の意味、機能、期待を考えていく |
第13回目 | 教育機関の諸機能 (1) | 小中一貫教育、中高一貫教育、公立学校対私立学校のメリットとデメリット |
第14回目 | 教育機関の諸機能 (2) | |
第15回目 | これからの高学歴社会における学校 | 国際(クロスボーダー)化される小学校の傾向について考える。この動きが中等そして高等教育に与える影響について考察していく。それは社会が期待することなのか、それとも一部の父母の願望なのか、教育格差が懸念される現代における学校が直面する課題(国際化と平準化)について考察し、この科目のまとめを仕上げる。 |