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担当別５０音一覧

科目	英語文法論研究	区分	英文学専攻
授業コード	40704	開講期	秋
曜日・時限	秋　木/34	単位数	2単位
担当者名	山崎　真稔

授業の概要

最近では膨大なコーパスを活用した文法研究が盛んに行われている。本講ではその成果を踏まえて、基本的な文法概念を、主として機能的な観点から再検討していく。検討を通して統語的概念が機能的・意味的概念と対応していることが理解されるであろう。文の情報構造や談話の流れ、話し手の視点などにも言及する。

到達目標	基本的な統語論的概念が十分理解され、語学教育に応用できるレベルに達している。また、コーパス言語学の基礎を理解し、それを英語の語法・文法研究に用いることができる。

授業計画	テーマ	内容
第1回目	イントロダクション	「文法」とは　　Grammaticality Judgment
第2回目	基本的文構造１	主語
第3回目	基本的文構造２	述語　　他動詞と目的語
第4回目	基本的文構造３	自動詞　　連結動詞と補語
第5回目	名詞句１	限定詞
第6回目	名詞句２	名詞　　代名詞
第7回目	コーパス言語学１	British National Corpus (BNC)を活用する語法・文法研究を考える。
第8回目	動詞句１	時制　　相
第9回目	動詞句２	態
第10回目	動詞句３	法と法制
第11回目	修飾１	形容詞
第12回目	修飾２	副詞
第13回目	節	等位節と従属節
第14回目	コーパス言語学２	BNCを用いた語法・文法研究の報告
第15回目	総括

使用テキスト	Lynn M. Berk. English Syntax: from word to discourse. 1999. Oxford University Press.
参考文献	Huddleston and Pullum. The Cambridge Grammar of the English Language. 2002. Cambridge University Press. Liliane Haegeman. Thinking Syntactically: A Guide to Argumentation and Analysis. 2006. Blackwell. 斉藤俊雄他『英語コーパス言語学―基礎と実践』2005. 研究社
成績評価方法	授業参加度および提出されたレポートで評価する。