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現代哲学研究

科目
現代哲学研究
区分
哲学専攻
授業コード
40602
開講期
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
若松 良樹
授業の概要
倫理の研究は、規範倫理ではなく、メタ倫理から始められるべきあろう。本研究はメタ倫理学の現代における最善の教科書を用いて、倫理における問の立て方を検討することを目的とする。
到達目標
テキストをゆっくりと厳密に読む訓練を通じて、受講者の論理的な能力を高めるとともに、受講者を英米のメタ倫理学の最前線に立たせる。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
イントロダクション 本研究の運営方針の説明。英米のメタ倫理学の背景と意義についての説明。
第2回目
道徳の中心問題 テキスト第一章の講読
第3回目
表出主義⑴その主張内容 テキスト第二章(第一節から第五節)の講読
第4回目
表出主義⑵その主張の検討 テキスト第二章(第六節から第八節)の講読
第5回目
表出主義⑶ネットワーク分析 テキスト第二章(第九節から最後)の講読
第6回目
外在主義⑴ブリンクの挑戦 テキスト第三章(第一節から第五節)の講読
第7回目
外在主義⑵フットの挑戦 テキスト第三章(第六節から最後)の講読
第8回目
ヒューム主義⑴論点は何か?テキスト第四章(第一節から第四節)の講読
第9回目
ヒューム主義⑵欲求とは?テキスト第四章(第五節から第六節)の講読
第10回目
ヒューム主義⑶動機づけ理由テキスト第四章(第七節から最後)の講読
第11回目
反ヒューム主義⑴規範理由テキスト第五章(第一節から第六節)の講読
第12回目
反ヒューム主義⑵規範理由の分析テキスト第五章(第七節から第九節第三の疑問)の講読
第13回目
反ヒューム主義⑶分析その2テキスト第五章(第九節第四の疑問から第七の疑問)の講読
第14回目
反ヒューム主義⑷分析その3テキスト第五章(第九節第八の疑問から最後)の講読
第15回目
問題の解決テキスト第六章の講読

使用テキスト
マイケル・スミス著、樫則章監訳『道徳の中心問題』(ナカニシヤ出版、2006年)
参考文献
授業中に指示する。
成績評価方法
出席点(2×15回=30点満点)+報告点(30点満点)+レポート点(40点満点)=あなたの点数

更新日:02/01/2008
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