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天敵昆虫学特論

科目
天敵昆虫学特論
区分
資源生物学専攻
授業コード
41016
開講期
曜日・時限
春 火/67
単位数
2単位
担当者名
新島 惠子
授業の概要
 害虫管理における天敵利用技術は歴史も古く、内容も多様である。本講義ではカブリダニを含めた節足動物に内容を絞って、それらの生理生態、および利用の原理、手法、問題点などを含めて講義する。害虫管理における天敵としては微生物天敵も重要であるが、最後に軽くふれるにとどめる。
到達目標
 天敵昆虫類の生理生態を理解し、それらの地球生態系における意義を考え、害虫防除への利用の普及や指導に当たれる知識を身につける。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
ガイダンス・天敵の定義 天敵の生態系における役割
第2回目
天敵昆虫の種類と特徴 天敵にはどのようなものがいるか?それらの共通する特徴は?
第3回目
天敵の生態 生態的基礎知識(被捕食者との同調性)
第4回目
天敵の利用法 Ⅰ 永続的利用
第5回目
天敵の利用法 Ⅱ 放飼増強法による利用
第6回目
天敵の利用法 Ⅲ 土着天敵保護利用
第7回目
天敵の利用法 Ⅳ 施設園芸における天敵利用
第8回目
天敵の利用法 Ⅴ露地栽培における天敵利用
 (タマゴコバチ類の利用)
第9回目
天敵増殖技術大量増殖技術の発達と現状
第10回目
天敵導入の問題点天敵の事前評価と選抜
第11回目
天敵利用の新技術 Ⅰ天敵の育種と遺伝子組み換え天敵の作出
第12回目
天敵利用の新技術 Ⅱ情報化学物質による行動制御
第13回目
導入天敵の環境リスク導入天敵のリスク評価と管理
第14回目
微生物天敵の利用微生物天敵の種類と特徴
第15回目
微生物天敵の利用微生物天敵の利用の技術と実際

使用テキスト
参考文献
害虫総合防除の原理(1989)E.F.Knipling 著、小山重郎・小山晴子訳)・東海大学出版会
天敵「生態と利用技術」(2003)矢野栄二著 養賢堂
成績評価方法

更新日:01/14/2007
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