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生態系生態学特論

科目
生態系生態学特論
区分
資源生物学専攻
授業コード
41010
開講期
曜日・時限
春 木/34
単位数
2単位
担当者名
関川 清広
授業の概要
生態系生態学は,生物群集と環境要因からなる生態系についての総合的な学問分野である。生物群集には,さまざまな種類の生物集団が含まれ,その働きから,生産者(植物),消費者(動物),分解者(菌類,細菌類)に分けて考えられる。環境要因には,物理・化学的な(光,温度,水,栄養塩などの非生物的)要因と生物的要因があり,「環境⇔生物」,「生物⇔生物」のように,互いに複雑な影響をもち,それらは刻々と変化もする。生態系生態学では,このように複雑な系である生態系を理解するために,様々な角度からその構造と機能にアプローチする。近年では,地球温暖化に関わる二酸化炭素について,生態系における出入り(呼吸による放出と光合成による吸収)と貯蔵のような「生態系の働き」が,世界的に注目を集めている。本講義では,炭素と窒素を中心に生態系の物質循環を理解し,さらにエネルギーの流れにも着目して,講義を行う。また,授業の一部で原著論文の輪読を行い,生態系研究に関する最新の考え方,測定技術や知見にも触れる。
到達目標
授業計画
テーマ
内容
第1回目
第2回目
第3回目
第4回目
第5回目
第6回目
第7回目
第8回目
第9回目
第10回目
第11回目
第12回目
第13回目
第14回目
第15回目

使用テキスト
参考文献
ABER, J. D. & MELILLO, J. M. 2001. Terrestrial Ecosystems, 2nd ed. Harcourt/Academic Press, San Diego.
岩城英夫編.1979.群落の機能と生産(植物生態学講座3).朝倉書店.ISBN4-254-17603-1,定価6,300円(税込)
寺島一郎・竹中明夫・大崎満・他著.2004.植物生態学.朝倉書店.ISBN4-254-17119-6,7,875円(税込)
成績評価方法

更新日:12/18/2006
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