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消費者行動研究

科目
消費者行動研究
区分
マネジメント専攻
授業コード
開講期
3S
曜日・時限
春 金/56
単位数
2単位
担当者名
鍋田 英彦
授業の概要
商品やサービスを購入し、それらを消費、使用、保有することに関わる人間行動を総称して消費者行動と呼ぶ。講義ではマーケティングの視点から消費者の購買行動、すなわち商品やサービス、ブランドの選択、買物場所や購入方法の選択などに関する意思決定プロセス、情報処理等について、実態調査事例などをふまえて研究する。
到達目標
マーケティングの基本理念は消費者志向(顧客志向)にあるが、そのマーケティングの意思決定に不可欠な要素となっている消費者行動研究の重要性、面白さを理解してもらい、消費者行動分析の方法論、センスが養われることを目指す。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
オリエンテーション:消費者行動研究の狙いと視点 消費者行動研究の持つ意味、狙い、さまざまな視点からのアプローチ法を学ぶ。
第2回目
消費者行動とマーケティング
(1)
マーケティングの視点から消費者行動分析の重要性について考察する。
第3回目
消費者行動とマーケティング
(2)
マーケティングの4P戦略と消費者行動の関連性について学ぶ。
第4回目
消費者行動と購買行動 消費行動、購買行動、購買後行動および店舗間購買行動、店舗内購買行動などについて体系的に学ぶ。
第5回目
消費者行動研究の推移 消費者行動研究がどのような推移で今日に及んでいるか、また今後の研究課題について考察する。
第6回目
消費者意思決定の概念モデル ハワード=シェス・モデルなど、代表的な消費者意思決定モデルについて学ぶ。
第7回目
消費者行動の影響要因分析 消費者行動に影響を与える文化的要因、社会的要因、個人的要因、心理的要因について考察する。
第8回目
消費者の動機づけ理論フロイト、マズロー、ハーズバーグなどの代表的な理論について学ぶ。
第9回目
消費者の知覚と情報処理消費者の知覚概念と知覚についての理解を深めることの重要性を学ぶ。
第10回目
消費者の関与概念消費者の製品関与、購買関与、広告関与などの関与概念に関する諸説を学ぶ。
第11回目
消費者の購買選択行動消費者のブランド・ロイヤルティ、ストア・ロイヤルティについて考察する。
第12回目
事例研究:スーパーにおける購買行動研究スーパーにおける消費者の衝動買いメカニズムについての実証研究成果を学ぶ。
第13回目
事例研究:サービスの購買行動研究モノと比較したサービス(無形財)の購買行動についての特質について学ぶ。
第14回目
事例研究:ネット・通信販売の購買行動研究店舗販売とは異なるネット・通信販売による購買行動の特質について学ぶ。
第15回目
総 括研究レポートの提出

使用テキスト
杉本徹雄編著『消費者理解のための心理学』福村出版
参考文献
その都度、参考文献を指示する。
成績評価方法
出席状況などの平常点、研究への取り組み、研究レポートなどで評価する。

更新日:01/12/2007
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