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経営事例研究

科目
経営事例研究
区分
マネジメント専攻
授業コード
開講期
3S
曜日・時限
春 木/34
単位数
2単位
担当者名
飯野 峻尾・高千穂 安長
授業の概要
講義科目において習得した知識の有効性を具体的な事例により体験させることにより、様々な問題解決の方法を学ぶとともに、具体的な実践事例の分析や研究手法による研究活動を行うことで、総合的な課題学習による実践的な指導を行う。具体的には、指導教員のもとで、学生が各自の問題意識に則した学習計画を設定し、課題に沿った資料収集、分析、報告、意見交換などを繰り返しながら、事例研究に関するレポート作成及び成果発表を行う。
到達目標
ケーススタディを通して、問題解決技法を習得する。問題の確定(見える問題、探す問題および作る問題の意味を理解する)、原因の分析(仮説の立案、種々の分析ツールの習得)および改善案の作成(企業経営を立体的に理解する)が出来るようになる。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
イントロダクションおよび「ソ連産業政策評価」(4月12日) 前半講義のやり方など解説および第一回ケースとしてソ連の産業政策を評価する。
第2回目
「ボロブドール寺院公園整備事業」評価(4月19日) 日本のODAで行う事業を評価し、住民福祉向上の意義について理解を深める。企業の社会貢献とも通じる。
第3回目
「移民対策」評価(4月25日) フランスの移民対策に端を発した暴動についてフランス政府の対策を中心に評価を行う。
第4回目
「パート労働」評価(5月10日) ニート、フリーターの増加は少子化とあいまってわが国の労働状況を厳しいものとしている。労働政策について評価を行う。
第5回目
「幼児・児童労働」評価(5月17日) ネパールの絨毯工場の例をもとに、幼児・児童労働政策について評価を行う。
第6回目
「平和構築」評価(5月24日) カンボジアの地雷除去など平和構築に対する政策について評価を行う。
第7回目
「まとめ」 今までのケーススタディを踏まえ、課題に対して解決策を作成する。
第8回目
労働時間について(6月7日)労働基準法上の法定労働時間、変形労働制時間、フレックスタイム制労働時間、みなし労働時間制について、演習を通し学ぶ。Bb上の資料「労働時間管理に関する理解度把握」をダウンロードし、予習すること。授業時、この資料を持参すること。
第9回目
時差出勤制(6月14日)テキストP156の「時差出勤制」のケースをチームで研究し、チームごとにケースの対応を発表する。ここでは、労働条件の明示、労働時間短縮などについて、学んでいく。併せて、チームビルディングの手法を習得する。
テキストP156の「時差出勤制」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。またBb上のdoc資料、「労働時間管理」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第10回目
年俸制の設計等(6月21日)テキストP159の「年俸制」のケースを参考に、年俸制設計問題を熟読の上、設計し発表する。また年俸制の更改のやり方について、事例を通して学ぶ。年俸制更改問題を熟読の上、設計し発表する。
テキストP159の「年俸制」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。またBb上の「18年俸制設計問題」をダウンロードして、条件に従って設計し、授業時に持参すること。
Bb上の「18年俸制更改問題」をダウンロードして、条件に従って設計し、授業時に持参すること。
第11回目
目標管理制度(6月28日)テキストP162の「目標管理」のケースを参考に、各人で自分の「目標設定シート」を作成する。この演習を通して、目標管理制度について理解を深めることにする。
テキストP162の「目標管理」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。またBb上の「目標設定シート」をダウンロードして、授業時に持参すること。
第12回目
労務管理について(7月5日)それぞれの場の幹部職層が担うことになる「労務管理」について、基礎編、応用編および実践編の演習を通して立体的に学ぶ。さらに、労務管理のケーススタディにも挑戦し、理解を深めることにする。
Bb上のdoc資料、「労務管理」と「労務管理ケーススタディ」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第13回目
職務給の設計(7月12日)テキストP167の「職務給」のケースを参考に各チームで選択した業界等の職務給を設計して、発表を通して理解を深めることにする。併せて、効果的なチームビルディングの手法を習得する。
Bb上のdoc資料、「職務給について」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第14回目
総合ケース(7月19日)この授業のまとめとして、教科書P175の「総合ケース」を各チームで改善の方向性について研究し、発表する。各チームの発表を他のチームが評価し、全体研究へと展開する。
テキストP175の「総合ケース」を事前に熟読し、ケースのポイントを自分なりに整理しておくこと。
第15回目
まとめ(7月26日)当該授業の全体を振り返り、経営事例研究の習得目的である「問題解決技法」について整理する。

使用テキスト
高千穂は講義時にレジュメを配布する。
飯野峻尾他著「ケースで学ぶ経営学」(学文社)。ただし、第7回目から第14回目の授業(飯野峻尾が担当)で、使用する。
参考文献
成績評価方法
授業中の態度。チームビルディングとしての、積極的な発言、討議のまとめ方、発表資料の作成などが対象となる。

更新日:12/22/2006
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