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ファジィシステム論

科目
ファジィシステム論
区分
システム科学専攻
授業コード
42957
開講期
曜日・時限
単位数
2単位
担当者名
菅野 直敏
授業の概要
人間は、経験に基づく知識や自然言語の処理などに見られるように定性的な情報への優れた処理能力を有している。したがって、人間の思考過程をコンピュータなどの機械で実現するためには、人間の有する主観、判断、感覚、感性などの「あいまいさ」を取り扱う必要がある。ファジィシステム論は、人間らしい情報処理のための方法論として提案され、制御システム、画像理解、エキスパートシステムなどの研究が盛んに行われている。ここでは、ファジィ理論の基礎から、ファジィシステム、ファジィ制御および人工知能への応用事例を解説する。
到達目標
1.人間の主観に基づくあいまいさを自然科学の分野に取り入れる考え方が理解できる。2.集合論、論理、測度論についての理論的側面からの理解ができる。3.あいまいさに対する情報処理の考え方が理解できる。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
ファジィシステムの歴史 ファジィシステムの歴史
第2回目
ファジィ集合とファジィ関係 ファジィ集合、ファジィ関係
第3回目
ファジィ数 拡張原理、ファジィ数
第4回目
ファジィ論理 ファジィ論理、ファジィ命題
第5回目
ファジィ推論 直接法、間接法
第6回目
ファジィ測度 ファジィ測度、ファジィ積分
第7回目
ファジィ制御 ファジィ制御の方法
第8回目
ファジィ数理計画法ファジィ数理計画法
第9回目
ファジィ意思決定ファジィ意思決定
第10回目
ファジィ情報処理ファジィエキスパ-トシステム、ファジィ制御、評価への応用、言語モデリング、情報処理におけるファジィ理論の役割
第11回目
ファジィ理論の応用ファジィ論理、遺伝的アルゴリズム、ニューラルネットワークなどを融合させたソフトコンピューティング技術の応用
第12回目
調査研究
第13回目
調査研究
第14回目
研究発表
第15回目
まとめ

使用テキスト
参考文献
講義で紹介する
成績評価方法
レポートと研究発表

更新日:01/15/2007
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