授業計画 | テーマ | 内容 |
第1回目 | 日本の神経科学の歴史(1) | 日本の神経科学特に生理学の分野の著名な業績についての概観 |
第2回目 | 日本の神経科学の歴史(2) | 更に分子生物学の発展にともなうわが国の研究者の業績の概観 |
第3回目 | 世界の神経科学の歴史(1) | 国外の神経科学の歴史及びその業績の概観(英語資料による) |
第4回目 | 世界の神経科学の歴史(2) | 引き続き国外の神経科学の重要な業績の歴史的概観(英語資料による) |
第5回目 | シナプス伝達の生理学とその最前線 | 東京医科大学・生理学教室・持田澄子教授による神経伝達物質放出過程のメカニズムに関する特別講義 |
第6回目 | シナプス伝達と受容体イオンチャンネル研究の最前線 | シナプス伝達を担うイオンチャンネル受容体の生理学と分子生物学の最前線の概観 |
第7回目 | 神経科学におけるイメージング解析の最前線 | 東京医科歯科大学・細胞生物学講座・岡部繁男教授によるレーザー顕微鏡によるシナプス伝達機構研究概観 |
第8回目 | 遺伝子工学と神経科学の最前線 | 理化学研究所・中井淳一博士による遺伝子工学とその神経科学研究への応用の最前線 |
第9回目 | 遺伝子組み換え動物による神経回路とシナプス可塑性 | 理化学研究所・松川浩博士にによる遺伝子組み換え動物を使った神経機能解析研究の最前線 |
第10回目 | 情動機構と幸福の分子生物学 | 東京都精神医学研究所・池田和隆部長による情動機構の分子生物学的及び行動学的解析の最前線 |
第11回目 | 視覚研究の文脈依存性----物体を見る為の戦略 | 筑波大学・情報システム工学科・酒井宏助教授による人視覚研究の最前線と数理的研究法 |
第12回目 | 協調神経機構とロボティックス---歩行を例として | 山口大学・数理物理学科・西井潤助教授による協調神経機構の理論的研究とロボティックス研空の最先端 |
第13回目 | Frontier of Adaptive Neurobiology (英語で講義) | パリ大学・神経生物学科・Pauline Cavelier博士によるリズムと神経機構の研究とフランスの現状 |
第14回目 | Dynamical Analysis of Neural Network (英語で講義) | ハイファ工科大学・神経科学科・Shy Shoham助教授による神経回路のダイナミカルシステムとしての解析 |
第15回目 | 国内・外の研究者との共同研究の進め方と作法一般 | 特に国外の研究機関との共同研究を進める上での戦略と作法及び国際的感覚を見につけることを目標とする。 |