授業の概要 | 脳の主要な研究領域である神経回路の生理学について、その分野の研究者の研究室にしばらく滞在してその研究活動を経験すると同時に、神経回路の生理学の領域における研究手段についての訓練をうける。実際にラットを使ったスライス実験に参加することにより、パッチクランプ法や二光子顕微鏡の操作法など最先端の生理実験手法も学ぶ。この活動と経験を通じて、学生はこの研究分野の真の姿を知るとともに、その研究の困難さおよび脳科学の面白さを理解する。この科目の受講には、『動的神経メカニズム特論』の単位の修得が前提となる。 |