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教育心理学研究

科目
教育心理学研究
区分
教育学専攻
授業コード
44001
開講期
曜日・時限
春 火/56春 金/34
単位数
4単位
担当者名
大竹 信子
授業の概要
本講義では、発達と学習、教授学習-過程、学習の動機づけ、学力・能力とその評価などの問題を中心に教育心理学における重要な論点に焦点をあてて、考察する。講義および受講者による発表・報告・討論によって行う。


 
到達目標
教育の諸問題について教育心理学の視点から考察することができる。具体的には、教育心理学の基本的問題を理解し、実証的研究の論文を読んで研究方法・結果を検討し、それに基づいて議論できる。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
オリエンテーション 本科目の目標、教育心理学の領域・課題・方法
第2回目
発達と教育(1) 人間の発達の特質と教育の役割
-発達観によって異なる教育の意義と役割-
第3回目
発達と教育(2) 人間の発達の特質と教育の役割
-発達観によって異なる教育の意義と役割
第4回目
人間の発達の諸要因 発達の要因を分類する視点
第5回目
人間の発達環境(1) 子どもの発達にとっての環境-互いに影響し合いながらシステムとして働く環境-
  
第6回目
人間の発達環境(2) 子どもの発達にとっての環境
 
第7回目
人間の発達環境(3) 子どもの発達にとっての環境
  
第8回目
人間の発達環境(4)子どもの発達にとっての環境
  
第9回目
教育の目標としての学習(1)何を、どのように学ぶか、学習の諸理論とその人間観・教育観を整理する
第10回目
教育の目標としての学習(2)行動主義のアプローチ
  
第11回目
教育の目標としての学習(3)認知論的アプローチ
  
第12回目
教育の目標としての学習(4)状況論的アプローチ
  
第13回目
教育の目標としての学習(5)構成主義的アプローチ
第14回目
学校での学び(1)学びの場としての学校の特質、学校での学びと日常生活場面での学び
第15回目
学校での学び(2)学習の転移をめぐる問題

第16回目

学校での学び(3)
    他者との相互作用を通して共に学ぶことが学びに与える影響
第17回目
学校での学び(4)
    教室コミュニケーション
第18回目
学校での学びの背景
    学校文化
第19回目
学習の動機・動機づけ(1)
    学習の動機・動機づけの諸相
第20回目
学習の動機・動機づけ(2)
    自律的な学習とは
第21回目
学習の動機・動機づけ(3)
    自律的な学習への支援
第22回目
能力・学力の問題(1)
    能力をどうとらえるか
     -個体の能力vs.関係の中での能力-
第23回目
能力・学力の問題(2)
    能力・学力の測定・診断の問題
第24回目
能力・学力の問題(3)
    能力・学力の測定・診断の問題
第25回目
教育評価の問題(1)
    評価の機能-何のため、誰のための評価か-
第26回目
教育評価の問題(2)
    教育目標と評価
第27回目
教育評価の問題(3)
    評価を教育にどう生かすか
第28回目
個人差と教育(1)
    個人差への教育の適応の諸相
第29回目
個人差と教育(2)
    個人差への教育の適応の諸相
第30回目
まとめ

使用テキスト
特にテキストは指定せず、授業において適宜、関連文献を紹介またはプリントを配布し、講読・発表を求める。
参考文献
授業において、適宜、指示する。
成績評価方法
授業での講読文献の報告・発表と討論、およびレポートによって総合的に評価する。

更新日:02/13/2007
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