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英語音韻論研究
科目
英語音韻論研究
区分
英文学専攻
授業コード
40705
開講期
秋
曜日・時限
秋 木/34
単位数
2
単位
担当者名
山崎 真稔
授業の概要
現代英語の音声を取り上げ、その分節素およびプロソディーの特性に関するこれまでの研究を概観することが本講の目的であるが、音声学および音韻論の基本概念を確認することから講義を始め、調音音声学・音響音声学の成果を踏まえつつ音韻論へと議論を展開していく。Chomsky and Halle, The Sound Pattern of English (1968)に至る音韻論の流れ、また、その批判・修正から出発したその後の音韻論の発展にも言及する。
到達目標
音韻論がどのような単位を設定して言語の音声面を分析してきたかを理解し、現代英語の音韻的特性を論じることができる。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
音声学と音韻論
音声学と音韻論の相違・関係。生成音韻論の枠組み。
第2回目
調音音声学
音声産出の仕組み。母音と子音。
第3回目
子音
子音の記述様式。
第4回目
母音
母音の記述様式。
第5回目
音響音声学
母音と子音の音響特性。
第6回目
実験方法としての音響音声学
Speech Analyzerを用いたデータ収集・分析。
第7回目
音韻素性
分節音の特徴。音韻素性と自然類。
第8回目
音素分析
音素と異音。音素の抽出方法。音素体系。
第9回目
音韻現象
音韻交替。音韻過程。規則。
第10回目
音節
音節構造。音節とモーラ。非線状音韻理論の展開。
第11回目
アクセントとリズム
アクセント付与。句アクセント。文アクセント。
第12回目
最適性理論
分析の抽象度。規則から制約へ。
第13回目
最適性理論と発達音韻論
音韻の獲得と言語の普遍性。
第14回目
まとめ
扱ったテーマについての Q & A およびディスカッション
第15回目
課題提出
使用テキスト
Mike Davenport & S. J. Hannahs (2005) Introducing Phonetics & Phonology. London: Hodder-Arnold.
参考文献
授業において適宜指示する。
成績評価方法
授業参加度および期末レポートによって評価する。
更新日:
01/15/2007
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