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翻訳論研究

科目
翻訳論研究
区分
英文学専攻
授業コード
40200
開講期
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
作間 由美子
授業の概要
翻訳というのは、原典を受け止めて解釈し、それを別の言語で表現し直す行為であるが、それは単語一つ一つの訳語がわかっていればできるというものではない。言語の成り立ちや文法の違いだけでなく、文化的な差異にも目をむけなくては、特に文学作品の翻訳の場合、読むに耐えるような翻訳にはなり得ない。この授業では、実際に英語から日本語への翻訳を試みたり、古今の翻訳論に触れたりしながら、翻訳というものの本質について考えてみたい。
到達目標
実際に翻訳を試みたり、さまざまな翻訳論に触れたりしながら、「翻訳」というものについての視野を広げ、理解を深める。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
英語から日本語への翻訳を試みる(1) シンプルな文章の翻訳を実際に行ってみて、英語と日本語の違いや、日本語の特質について気づいたことを話し合う
第2回目
英語から日本語への翻訳を試みる(2) 同上
第3回目
英語から日本語への翻訳を試みる(3) 同上
第4回目
英語から日本語への翻訳を試みる(4) 同上
第5回目
さまざまな翻訳論を検討する(1) 柳瀬尚紀著『翻訳はいかにすべきか』、平子義雄著『翻訳の原理』、鳥飼玖美子著『歴史をかえた誤訳』、岩波書店編集部編『翻訳家の仕事』などを読み、翻訳について考える。
第6回目
さまざまな翻訳論を検討する(2) 同上
第7回目
さまざまな翻訳論を検討する(3) 同上
第8回目
さまざまな翻訳論を検討する(4)同上
第9回目
さまざまな翻訳論を検討する(5)同上
第10回目
文学作品の翻訳に挑戦する(1)実際に文学作品(小説や絵本など)を翻訳してみて、さらに翻訳についての考えを深める。
第11回目
文学作品の翻訳に挑戦する(2)同上
第12回目
文学作品の翻訳に挑戦する(3)同上
第13回目
文学作品の翻訳に挑戦する(4)同上
第14回目
まとめ
第15回目
まとめ

使用テキスト
実際に翻訳を行う文章については、プリントやブラックボードで配布する。
参考文献
平子義雄著『翻訳の原理――異文化をどう訳すか』(大修館書店)、柳瀬尚紀著『翻訳はいかにすべきか』(岩波新書)、鳥飼玖美子著『歴史をかえた誤訳』(新潮文庫)、岩波書店編集部編『翻訳家の仕事』(岩波新書)
成績評価方法
授業への参加度+レポート

更新日:01/15/2007
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