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哲学特殊研究
科目
哲学特殊研究
区分
哲学専攻
授業コード
40103
開講期
春
曜日・時限
春 水/78
単位数
2
単位
担当者名
鹿島 徹
授業の概要
ハイデガー、ベンヤミンら20世紀の哲学者のテクストを手がかりに、「自己」と「歴史」、そして「この両者を結びぶもの」について考えます。そのさいに主軸となるキーワードは「物語」です。担当者による講義と参加者全員による自由討論とを織り交ぜて進めます。
到達目標
出席が100%であること。討論への参加意欲があること。レポートの内容が充実したものであること。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
イントロダクション
「自己」と「歴史」という問題について
第2回目
「物語り理論」概観
「物語り理論」の成立・展開と基本発想、心理学・社会学などへの影響について
第3回目
「自己」という問題
「自己」についての歴史上の様々な理解について
第4回目
マッキンタイアの「物語り的自己性」論(その1)
マッキンタイア『美徳なき時代』第15章を読む
第5回目
同(その2)
同
第6回目
「歴史」という問題
「歴史哲学」のさまざまな立場について
第7回目
「歴史の物語り理論」
講義担当者の提唱する「歴史の物語り理論」について
第8回目
ハイデガー『存在と時間』
ハイデガー『存在と時間』の概略についての説明
第9回目
ハイデガーの「歴史性」論(その1)
ハイデガー『存在と時間』第1部第2篇第5章を読む
第10回目
同(その2)
同
第11回目
同(その3)
同
第12回目
ベンヤミン「歴史の概念について」(その1)
ベンヤミン「歴史の概念について(歴史哲学テーゼ)」を読む
第13回目
同(その2)
同
第14回目
ベンヤミン『パサージュ論』
ベンヤミン『パサージュ論』の必要箇所を読む
第15回目
まとめ
「自己」「歴史」「両者を結ぶもの」について
使用テキスト
鹿島徹『可能性としての歴史 ― 越境する物語り理論』(岩波書店、2006年) 個々の哲学者のテクストはコピーして配布します。
参考文献
野家啓一『増補新版 物語の哲学』(岩波現代文庫、2004年)
成績評価方法
出席状況、討論への参加度、レポートの内容から総合的に評価します。
更新日:
02/15/2007
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