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アメリカ文化研究

科目
アメリカ文化研究
区分
英文学専攻
授業コード
40201
開講期
曜日・時限
春 月/78
単位数
2単位
担当者名
池田 智
授業の概要
 文学研究科の学生として一度は手にしておくことが望まれる辞典・事典を使い慣れるために19世紀を代表する小説家ナサニエル・ホーソーン(Nathaniel Hawthorne, 1804-64)の短編小説を精読する。またアメリカの19世紀初頭から中葉にかけての文化史をたどることも併せて行いたい。
到達目標
 ホーソーンのような作家の作品は研究しつくされていると思われがちだが、そうでもない。その証拠に南雲堂から出版されている『ホーソーン短編全集』もまだ完結していない。ということは、それほどに難しい作品があるということだ。この授業での到達目標は、正確な註をつけられるようにすることである。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
 コース・ガイダンス  当該科目の進め方について相談すると共に、さまざまな辞書・事典、あるいは英語の教員になるために知っておいた方が好ましいと思われる書籍について解説する。
第2回目
 19世紀のアメリカを見る 植民地時代から19世紀にいたるアメリカの文化的変遷を歴史的事件との関係で考察する。
第3回目
 同上  同上
第4回目
 同上  同上 
第5回目
 同上  ホーソーンと19世紀との関係を考えたい。Brook Farmなどについても触れる。
第6回目
  'David Swan'  ホーソーンの短編としては最も読みやすいと思われる作品「デイヴィッド・スワン」を精読する。
第7回目
 同上  同上
第8回目
 同上 同上
第9回目
 まとめ  まとめとして、それぞれの日本語訳およびそれぞれがつけた註一覧を提出してもらい、できれば合評する。
第10回目
 'The Seven Vagabonds'  'David Swan' もそうだが、この作品も Hawthorne の "Twice-Told Tales" (1837, 1842、この表題はShakespeare の "King John" 3:4:108 の 'life is as tedious as a twice-told tale'に由来する) に集録されている作品だが、思いつくままに書かれたという印象を受ける読みにくい作品である。そうした厄介な作品をどのように読んだらよいのかを考えながら、精読する。
第11回目
 同上  同上
第12回目
 同上 同上
第13回目
 同上 同上
第14回目
 同上 同上
第15回目
 まとめ まとめ

使用テキスト
 "Twice-Told Tales"はすべてネット上で検索できるようになっているので、各自、プリントアウトされたい。
参考文献
 Blackboardにすべて掲載してあるので、そちらを参照されたい。
成績評価方法
 毎回の発表 70% と提出物 30%で評価する。

更新日:01/31/2007
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