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保全生態学特論

科目
保全生態学特論
区分
資源生物学専攻
授業コード
41214
開講期
曜日・時限
秋 金/67
単位数
2単位
担当者名
南 佳典
授業の概要
人間社会は,生産と自然保護とを融和させることなく,文明を築くための資源を搾取し続けた結果,自然環境との間で多くの矛盾を持つようになった.本講義では,地球規模あるいは地域の生物多様性の成因を概説し,保全を考えるための方法論や基礎的知識を解説する.具体的には,無機的環境および生物間での相互作用で形成されている生態系を,どのように操作利用することが最適解としての保全に結びつくかを考究する.また,生物多様性について,その構造や機能について議論するために,生態学的な視点や知見を活かし多様性危機の現状とその保全について検討する.
到達目標
生態学の基礎的知識を駆使し,生物多様性の保全のために必要なアイデアを創出することを目的とし,持続的な自然の利用について検討する能力を習得する子を目標とする.
授業計画
テーマ
内容
第1回目
生物多様性の現状 生物多様性減少の危機とその要因
第2回目
環境問題トピックス 人的活動による環境問題
第3回目
環境問題解決に向けての取り組み
第4回目
生態学の基礎1 生態学の研究事例
第5回目
生態学の基礎2 個体間の相互作用
第6回目
生態学の基礎3 群集 生態系における相互作用
第7回目
保全生態学トピックス 研究事例紹介1
第8回目
研究事例紹介2
第9回目
研究事例紹介3
第10回目
研究事例紹介4
第11回目
多様性の保全森林資源管理と生態系管理
第12回目
野生動物の保全管理
第13回目
河川環境の保全
第14回目
総合考察まとめ
第15回目
試験口頭試問
使用テキスト
特に指定しない
参考文献
鷲谷いづみ.生物保全の生態学.共立出版,¥2,200
宮下和喜.絶滅の生態学.思索社
只木良也.1996.森林環境科学.朝倉書店
成績評価方法
授業に望む姿勢(50%),最終口頭試問(50%)

更新日:
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